「尾木ママ」の偽アカウントに批判　「子供の教育には暴力が大事」など不謹慎投稿で凍結（1/2 ページ）

　教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹さんのなりすましアカウントが、Twitter上で批判を集めています。尾木さんは4月5日、自身のなりすましアカウントについて注意喚起。現在、該当アカウントは凍結状態となっています。

　なりすましアカウントは「尾木ママ」というアカウント名で、尾木さんの画像を無断で使用。尾木さんの口調を真似て、「子供の教育に一番大事なことですか？　暴力です」などと暴力や体罰を助長したり、「娘さんはあなたの所有物」などと主張したうえで性暴力を扇動したりする投稿を繰り返していました。

　なりすましアカウントは4月5日の18時ごろ、尾木さんのブログの投稿をスクリーンショットした画像を添付し、「ほんまごめんなさい。明日全部消します」と謝罪。現在、該当アカウントは凍結状態となっており、これら投稿は確認できなくなっています。

　尾木さんはなりすましアカウントについて、「最近またTwitterで尾木ママの『なりすまし』が、人権侵害、名誉棄損にあたるような内容の発言を繰り返しているみたいです」と言及。自身はTwitterを一切やっておらず、アカウントも持っていないとして、「名前や写真を使っていてもそれは全てなりすましの偽物による発言ですので、信じないでくださいませ」と注意喚起しています。また、今後エスカレートする場合はしかるべき措置を検討する姿勢を示していました。