心肺停止状態の子猫を保護、医者に「もうすぐ死ぬ」と宣告されたが…… 奇跡の復活と驚異の成長に感動の声集まる
猫たちも投稿主さんも、たくさん幸せになりますように。
心肺停止状態で保護された子猫の奇跡の復活を記録した動画が、YouTubeチャンネル「猫島おこげ はっさく」に投稿されました。動画は記事執筆時点で再生数21万回を突破、4000件を超える高評価を獲得しています。
2022年3月3日、投稿主さんは庭でへその緒が付いたまま仮死状態になっている子猫を発見。既に子猫の体は冷たくなっていましたが、わずかな可能性にかけて人工呼吸と心臓マッサージを繰り返したところ、奇跡的に子猫の心臓が動きはじめました。
翌日行った動物病院では何の処置もされず、「もうすぐ死ぬ」とだけ宣言された子猫。しかし決して諦めない投稿主さんたちの愛と熱意のおかげで、生まれた翌日になってようやく産声をあげることができたのでした。
その後「おこげ」ちゃんと命名された子猫は、心臓が止まっていたとは思えないほどすくすくと元気に成長。生後20日ころには足取りがしっかりしてきて、生後3週間ころにはミルクを卒業、トイレも覚えたそうです。さらに生後1カ月ころには目も完全に見えるようになり、おもちゃで遊ぶようになりました。
おこげちゃんが元気にすくすく育つなか、再び猫に関する事件が発生。なんと庭で暮らしていたおこげちゃんの母猫の姿が見えなくなり、子猫だけが取り残されていたのです。
翌日も母猫は帰ってこなかったため、急きょ投稿主さんのお姉さんが子猫を保護。そんななか、9月の中旬ごろにはラパーマの「しらす」ちゃんが投稿主さん宅にやってきました。しらすちゃんは劣悪な環境で育ったせいか匂いがひどく、洗っても全く取れなかったとのこと。翌日には獣医師さんと相談の上で一度丸刈りすることになったのでした。
10月中旬にはしらすちゃんと、おこげちゃん&庭に取り残され保護した「はっさく」くんきょうだいを対面させることに。最初は威嚇していたきょうだいですが、少しずつ距離を縮め、やがてしらすちゃんを家族の一員として認めてくれるようになったのでした。
3匹の猫ちゃんたちの1年をまとめたこちらの動画には、「おこげちゃん、はっさく君、しらすちゃんは 飼い主さんの所で家族になるために生まれて来たんですね」「最初におこげ見た獣医師は驚いてるやろなぁ、これからもにゃんズ大切にしてあげて下さい」といった、たくさんの優しいコメントが寄せられています。
飼い主さんはYouTubeチャンネル「猫島おこげ はっさく」とTikTok、InstagramとTwitterにおこげちゃんたちと暮らす日々の様子を投稿しています。
(三日月 影狼)
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