工場の屋根から救助した子猫、おうちに迎えて1年……　初の猫飼いで頑張る飼い主と子猫のビフォーアフターにグッとくる

　工場の屋根から保護した子猫の1年の記録が投稿されました。コメント欄には「保護して下さりありがとうございます」「お誕生日おめでとうございます！」「このお家で良かったね」といった声が寄せられ、再生数は10万回を突破しています。

　ひょんなことから家族になった元保護猫の「千（せん）」くんが3月10日に誕生日を迎え1歳になりました。今まで動物と暮らしたことがなかった投稿主さんは、千くんをお迎えしてからてんやわんや！　そんな1年の様子を動画にまとめ、YouTubeチャンネル「せんチャン寝ル」に投稿しました。

　2022年6月4日、ママさんが働く自動車修理工場で2日前から子猫の鳴き声が！　しかし、どこを探しても見つからなかったそうです。それもそのはず、子猫はなんとかなり高い屋根の隙間に挟まっていました。一体どうしてそんなところに……。

　子猫を救出するためにフォークリフトが出動。職場のスタッフさんが、保護用のキャリーバックと虫あみを持って向かいますが、おびえた子猫が抵抗するため一苦労。結局虫あみは使わず、手で引っ張り出し救出大成功！　これが千くんと投稿主さんの出会いでした。

　救出後、おうちに連れて帰り息子さんと一緒に子猫をお風呂に入れることに。もちろん子猫をお風呂に入れるのは、はじめてのことでした。ところが、どこかで見たのか息子さんがシャワーを直接当てないという技を披露！　やさしい姿に妙に感心してしまったとのこと。

　お風呂が終わり、簡易的なケージの中に入れると不安なのか激しく鳴く子猫。トイレが最初からしっかりとできたことから、飼い猫だったのかもしれないと考える投稿主さん。子猫は、ごはんを食べ終わるとほっとしたのか寝てしまいました。夜中は寂しかったのかケージを抜け出し投稿主さんの元へやってきたんだとか。

　怒濤（どとう）の1日が終わり、翌日は動物病院へ。子猫は、生後2カ月半から3カ月の男の子でした。のちに、逆算して誕生日を3月10日に決めたそうです。子猫がもしかしたら、飼い猫かもしれないことや娘さんが動物が苦手など心配なことがたくさんあったという投稿主さん。そこで、1カ月待っても飼い主が現れなければ正式にお迎えすることに決めました。

　名前は、家族会議で「千（せん）」に決定！　なんとこの名前を考えたのは、動物が苦手な娘さんでした。日々かわいらしい姿を見せてくれる千くんの姿に家族はメロメロ。動物が苦手な娘さんとも少しづつ打ち解けられたそうです。

　そして、1カ月がたち無事正式に家族になった千くん。猫のお世話に慣れてなくて、飲み薬をあげるのに苦労したり爪切りが下手くそだったりする投稿主さんですが、愛情たっぷり接しているのは伝わっているはず！

　現在、千くんは暴れん坊でイタズラっ子に成長しました。ドアも引き出しも自分で開けられておうちの中ならどこへだって行けます。大変なことも多かったけれど、千くんがきてからおうちが明るくなったという投稿主さん。すてきな家族に保護されてよかったね！　千くん誕生日おめでとう！

　投稿主さんのTwitter（@sench0604）や、YouTubeチャンネル「せんチャン寝ル」では、はじめての猫の飼育に奮闘する家族と千くんの愉快な日常が公開されています。動物が苦手な娘さんとの初対面の様子や、保護したときの詳しい状況などを見ることができますよ。

画像提供：YouTubeチャンネル「せんチャン寝ル」さん

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