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くだけた表現をAIが丁寧に変換する「3秒敬語」が便利そうと話題 「さよなら」→「○○様とお別れすることになり……」(1/2 ページ)

星新一の「肩の上の秘書」にまた一歩。

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 入力した短文を丁寧に変換してくれるAI、「3秒敬語」が注目を集めています。「よろしく」などと打つだけで、かしこまったビジネスメール風の文章が完成!

くだけた表現を元に、ビジネスの場で通用しそうな例文を出力

 3秒敬語は、デザイナーの大西拓磨(@IlllIlllIlIlIll)さんらが、孫正義育英財団のコラボ活動プログラムの一環として開発したサイト。友人に送るようなカジュアルなメッセージを、取引先に送るような文面に変換してくれます。「さよなら」と打つだけで、「○○様とお別れすることになり、大変心苦しく思います」といった、「世話になった取引先の人が退職した際のあいさつ文」ができ上がります。

 一方、入力する文がシンプルで済む分、AIも解釈に迷うこともあるもよう。例えば「進捗どうですか」と入力した場合、「催促する側のメール」になることも、「進捗が遅れていて弁明する側のメール」になることもあります。望んだ結果が出ないときは、何度かやり直してみるとよさそうです。

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催促する側のメール
進捗が遅れていて弁明する側のメール

 Twitterでは「とても便利」「星新一の世界」「あらためて“持って回った言い方”の面倒くささに気付いた」と話題に。「焼きそばパン買ってこい」を丁寧な言い方にさせるなどして楽しんでいる人もみられます。

協力:大西拓磨(@IlllIlllIlIlIll)さん

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