【漫画】ベビールームで娘のオムツを変えようとしたら、真後ろに男が立っていて…… ママを襲った恐怖体験に「怖すぎる!」と反響(1/3 ページ)
当時の詳しい状況を聞きました。
商業施設のベビールームで娘のオムツを替えようとしたら、真後ろに不審者が立っていた……! ママの恐怖体験を描いた漫画がInstagramとTwitterに投稿され、合計250万回以上表示されるなど注目を集めています。小さな子どもを連れて外出をする際、気を付けるべき防犯対策とは何でしょうか。投稿者に詳しい話を聞きました。
漫画を描いたのは、長女のこもろちゃん、長男のこもたろくんを育てるmoro(@moro000000000)さん。これはこもろちゃんがまだ小さな赤ちゃんのころ、こもたろくんを妊娠中のmoroさんとパパ、こもろちゃんの3人で買い物に行ったときの出来事です。
moroさんのつわりが治まり、久しぶりに家族で都内の百貨店へ出かけた一家。しばらくショッピングを楽しんだあと、moroさんはこもろちゃんのオムツを替えるためにベビールームへ行きました。パパは入口の外で2人を待つことに。広いベビールームには、オムツ交換台がたくさん並んでいます。
moroさんがふと周りを見ると、若い男性がしきりに周囲を見回していることに気付きました。moroさんは、「お子さんを探してるのかな ? ずいぶん 若いお父さんだなあ……」と思っただけで、特に気にしていませんでした。
いつものようにこもろちゃんをオムツ交換台に乗せ、転落防止ベルトをし、ぬれたオムツを外そうとした、次の瞬間。moroさんは背後に人の気配を感じます。パパかと思いちらりと足元を見やると、その靴はパパの靴ではありませんでした。
広いベビールームで、なぜか自分の真後ろに知らない男性がいる……。「え? どういうこと?」とmoroさんは動揺し、ゆっくり後ろを振り向くと……。
そこには、先ほどベビールームを歩き回っていた男性が立っていました。男性の視線はこもろちゃんの下腹部を向いており、 口元に持ってきた手で興奮を抑えているように見えたといいます。
「この人お父さんじゃない」 「変態だ!」と確信したmoroさんは、恐怖に怯えながらもとっさに「パパー!! 来てー!」と大声で外にいるパパに助けを求めました。
男性は大声に怯んで逃げるかと思いきや、 なんと最後の悪あがきと言わんばかりにこもろちゃんの方へバッと手を伸ばしました。知らない男がオムツ姿の娘を触ろうとしている状況に、パニックに陥りながらも男性に思い切りケリを入れたmoroさん。そしてもう一度「パパー! 早く来てー!」と大声で叫ぶと、男性はきびすを返して逃げ出したといいます。
一方、状況を知らないパパはmoroさんの声を聞いて「呼ばれてんのオレかな?」とようやく立ち上がり、ベビールームへ。すると、何食わぬ様子を装って不審者の男が出てきました。パパは「(ベビールームから出てきたのに)1人?」と不思議に思いながらも、まさか娘を狙った不審者だとは思わず、そのまま男性とすれ違ってしまいます。
こもろちゃんを守るために必死だったmoroさんは、震える手で何とか転落防止ベルトを外し、こもろちゃんを抱き上げました。パパに状況を説明するも、足の震えが止まりません。moroさんもこもろちゃんも無事で本当に良かった……!
すると、赤ちゃんを抱いた女性がmoroさんに声をかけてくれました。先ほどの光景を見ていたという女性は、背後にいた男性をmoroさんの夫だと思っていたといいます。しかしmoroさんの尋常ではない様子に驚き、急いで近くの店舗に通報してくれたのでした。
やって来た警備員へ一緒に状況を説明してくれた女性は「もしかしたら気が付かずに被害に遭ったお子さんもいたかもしれない」と訴えました。その後百貨店は防犯対策の強化を約束してくれたといいます。
この一件以来、外出先でオムツを変えるときにはパパについてきてもらうようになったいうmoroさん。「ベビールームは油断しがち、ほんと気を付けてほしい」「親御さんはどこにいてもどうか警戒を」と注意を呼び掛けています。
ベビールームという子育て世代には身近な場所で起きた恐ろしい体験を描いた漫画には、「怖すぎる!」「泣きそう」「お二人とも無事で良かったです」と反響が寄せられました。また、「パニックでも大声でパパを呼んだことは正しいと思います!」「とっさなのに大声出て素晴らしいです。ケリまで!」と、moroさんが子どもを守るために取った勇気ある行動を称賛する声が集まっています。
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