GameWith、攻略ツールの酷似が指摘された問題で謝罪 「ユーザーコミュニティへの配慮やモラルの欠如があった」(1/2 ページ)
GameWithは4月18日、同社の提供する「ウマ娘」攻略ツールが、ファン運営の攻略ツールと酷似していると指摘されていた問題で、「ユーザーコミュニティへの配慮やモラルの欠如があった」として謝罪しました。
問題となっていたのはGameWithが提供している「サポートカード性能比較ツール」の3月31日のアップデート内容。3月26日に一般プレイヤーが公開した攻略ツール「サポカ性能評価くん」と酷似していると指摘されていました。
第三者のユーザーがGameWithに問い合わせたところ、「盗用は無かった」「GameWithが先に攻略記事を作成していた」という旨の回答があり、さらに批判を呼んでいました。
その後GameWithはねとらぼ編集部の取材に対し、盗用は確認できなかったものの、ユーザーのアイデアを参考にしたことは事実であるとし、「ユーザーコミュニティーに対しての配慮が足りていなかったと反省しております」とコメントしました(関連記事)。
18日の発表で、GameWithは「ユーザーコミュニティへの配慮やモラルの欠如があったと認識しており、お客様からの問い合わせに対する返信等、一次対応につきましても不十分な点がございました」と一連の対応についてコメント。
当該ツールのアップデートのプロセスについても、「優れたアイディアをリスペクトした上で、健全な競争を行おうとする姿勢が不足しておりました」とし、「信頼を失う行動であり、非常に重く捉え深く反省しております」と述べています。
今後は社内教育を徹底するとともに、ユーザーへのコミュニケーションの監視や社内啓蒙・教育のための独立した機関を設置すると説明。当該ツールはアップデート以前の内容にロールバックするとしています。
今回の件については当事者間で話し合い、今後の対応を協議しているとし、「当事者の方への攻撃的な発言も一部発生していると見受けられますので、何卒ご配慮いただけますと幸いでございます」と呼びかけています。
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