元サッカー日本代表監督・ザッケローニが退院 愛犬をかばい頭部を強打、一時意識不明に
3月に自宅近くのリハビリテーション病院の一般病棟へ移ったとのこと。
元サッカー日本代表監督、アルベルト・ザッケローニが退院して自宅に戻ったことを、イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が現地時間4月21日に伝えました。
同紙は2月10日、ザッケローニがイタリア北東部のチェゼナーティコの自宅で転倒して頭を打ち、意識を失った状態で救急搬送されたことを報道。この時点では集中治療室に入っていた状態でした。
今回の報道によると、ザッケローニは3月に自宅近くのリハビリテーション病院の一般病棟へ移動したとのこと。
自宅へ戻れるまで回復したザッケローニは、医療スタッフへの感謝を述べつつ、事故当時の状況を説明。愛犬を抱いて自宅から階段を下りてきたときにバランスを崩し、愛犬をかばおうとして転倒、頭部を強打したと伝えています。その際、自宅には妻や息子のパートナーがおり、速やかに救急搬送が行われたそうです。
ザッケローニはイタリアのACミラン、インテルなどを率いた後、2010年から2014年まで日本代表チームの監督に就任。2011年にアジアカップ優勝へ導きました。2014年にはブラジル・ワールドカップ本大会への出場を決めますが、2敗1分けでグループリーグ敗退という結果となり、それを受けて日本代表監督の退任を表明しています。
その後、中国のサッカーチーム北京国安、UAE(アラブ首長国連邦)代表の監督を務め、2020年に監督業を勇退。最近は解説者として活動する一方、国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループメンバーとしても活動し、カタール・ワールドカップの分析にも関わっていました。
(五月アメボシ)
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2014年、2018年のW杯の戦友。
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