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粘菌にイチゴを与えてみたら……? 「本命じゃないけどとりまキープ」みたいな反応が興味深い(1/2 ページ)

好きなの? 嫌いなの? はっきりして。

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 あるときはねばねばした姿、あるときはキノコのような姿になる不思議な単細胞生物・粘菌。この粘菌にイチゴを与え観察してみたタイムラプス動画が注目を集めています。

粘菌にイチゴを与えてみました

 実験の様子をTwitterに投稿したのは、親子で粘菌の飼育を楽しんでいる片岡祥三さん(@kataoka5233)。「与えてみたシリーズ」と題して、さまざまな粘菌の挙動をタイムラプス動画にして投稿しています。

 今回片岡さんが粘菌に与えたのは、イチゴのスライス。しばらくすると黄色い粘菌がイチゴを取り囲むように広がりましたが……なぜか全体を覆うことはなく、離れてしまいました。

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 片岡さんによると、「本当に好きなのはしっかり立ち止まるので、スルーしながらキープしている感じ」とのこと。粘菌にも食べ物の好き嫌いが!?

イチゴを登り始めましたが、結局やめて離れます
実験のあと

 リプライ欄などには「熟成した果実の方が酸味が少なくて食べやすいのかな~?」「酸味が苦手なのでは」といった声が寄せられていました。これに対して片岡さんは、今後、熟成した果実や、酸味のある果物でも試してみると返信しています。

 なお、この実験で使われている粘菌は、イタモジホコリという種。粘菌は、世界に数百種あるともいわれていますが、片岡さんが飼育しているのはそのうちの数十種ほどなのだとか。種の違いによっても挙動が異なるのだとすると、この研究、かなり奥が深そうです。

 片岡さんは他にも、はっさくの皮、煮干し、ギョーザなどを与えてみた動画を投稿。煮干しは嫌ったのに、塩分を抜いたら食べた……など興味深い結果が出ています。

画像提供:マメホコリ工房 片岡祥三(@kataoka5233)さん

高橋ホイコ

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