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昭和レトロな花柄やストライプ柄がかわいい タイガー魔法瓶が炊飯器やポットなど復刻モデル8アイテムを発売(1/2 ページ)

100周年記念モデルのレトロ柄復刻シリーズ。

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 タイガー魔法瓶は6月21日、創立100周年を迎えたことを記念したレトロ柄復刻シリーズを公式オンラインストアで数量限定で発売する。

 1970年代から80年代に人気を博した花柄とストライプ柄を令和に復刻するという企画。ジャー炊飯器をはじめ、蒸気レス電気ケトル、VE電気まほうびん、ホットプレートといった家電製品のほか、タイガー魔法瓶の祖業である真空断熱製品のステンレスポット、真空断熱ボトル2種、真空断熱フードジャーの全8アイテムをそろえた。

 当時を懐かしむ人はもちろん、昭和レトロを愛するユーザーにも響くデザインとなっている。

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 スイッチボタンは1つ、ランプも炊飯と保温の2種類のみとシンプルなつくりの3合炊きジャー炊飯器。国内で1970年代~80年代に販売され、現在はアメリカを中心に海外で販売されているモデルをベースにしている。


約30分の炊飯(満量時)が完了すると自動で保温ランプに切り替わり、約15分蒸らした後、おいしく召し上がっていただける白米炊飯専用機種

 タイガーの初代電気ケトルは2008年9月に誕生。スイッチを入れてから自動で沸とうがとまるまで、カップ1杯分(約140mL)が約45秒のスピード沸とうする。蒸気を外に出さない「蒸気レス」構造や倒れた際にお湯もれを最小限におさえる転倒お湯もれ防止構造が採用されている。

 1980年にタイガーの電気ポット第1号が誕生。発売初年度に約30万本が販売された。当時から花柄やストライプ柄の電気ポットは販売されていたが、復刻シリーズでは保温効果にすぐれた「VEまほうびん構造」や、2時間以上使わなければ自動的に保温を5度下げる「省エネコース」といった節電機能を備えている。

 タイガーのホットプレートは1975年に発売。復刻シリーズではコンパクトタイプが採用されている。キッチンや食卓に出しっぱなしにできるデザインで、なべ料理が楽しめる深さ約46ミリのなべでパエリアやチーズフォンデュも楽しめます。焼きムラができにくい3往復ヒーター搭載している。

 タイガーの卓上用ポットは1950年に発売され長い歴史を持つ。復刻シリーズは真空断熱構造のステンレス製で、ガラス製魔法瓶に比べてコンパクト設計。氷を直接入れても内びんの破損の心配がない。広口約7.5センチで大きな氷も入りやすく、手を奥の方まで入れてしっかり底まで洗えるのが特長だ。開閉レバーをつまんでワンタッチでふたが着脱できる。オレンジストライプ柄は2023年8月21日発売予定。

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 タイガー魔法瓶は1923年「虎印魔法瓶」の水筒から始まった。ガラス製からステンレス製に移り変わり、軽量化を進めて進化してきた。ボトルの内面には汚れやにおいがつきにくいスーパークリーンPlusが施され、飲み口上部をカールさせたマグカップのような口あたりの「なめらか飲み口」を特長としている。

 スープランチを温かいまま食べられるアイテムとして2011年に発売された。スプーンで具材が取り出しやすく食べやすい、口径約7センチの広口&まる底フォルムが特長だ。

 家電は1970年代は花柄全盛で、タイガー魔法瓶もテキスタイルデザインの第一人者、関留辰雄(せきどめたつお)氏による花柄デザインを1967年からポットのボディにあしらい、1970年発売の電気ジャー第1号「電気ジャー<炊きたて>EL型」にも花柄が採用されている。1975年ごろになると、小花模様から、ポピーをはじめとする大柄の花柄が流行し、花柄のよしあしで売上が変わるとまで言われるようになった。

 ストライプ柄は1970年代後半にオレンジ・グリーン・レッドなどのカラー展開で登場。核家族化の進展と相まって新しい家庭生活のスタイルを楽しむファミリー層が誕生し、彩りのある調理器具が求められるように。オレンジストライプ柄は1977年に初めて登場し、1979年4月にはストライプ柄を含む電気製品7点をシリーズ化して発売している。

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