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肉フェスの「ご飯だけ売るブース」が賢いと話題 お肉に最高のパートナーを投入した鳥取県に話を聞いた(1/2 ページ)

会場の需要に的確な供給が……!

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 全国のブランド牛や肉料理が集う肉フェスに、「ご飯だけを提供するブース」が登場し、「頭いいな」と話題を呼んでいます。良いお肉があったらご飯も欲しくなるもんねえ……。

鳥取県が地元のブランド米「星空舞」を専用のライススタンドで提供(画像提供:葉葉波さん)

 話題のブースは、お台場の「肉フェス 2023 Theカーニバル TOKYO」(4月28日~5月7日)に登場。協賛の鳥取県が「ライススタンド」の名で設置したものです。

鳥取県のマスコットキャラクター、「トリピー」も応援(以下、画像は鳥取県東京本部提供)

 販売したのは同県のブランド米「星空舞」。甘みがありつつも後味がさっぱりしていて、肉料理の濃い味を口の中でリセットしてくれる、相性抜群のお米だとしています。看板に躍る「好きなお肉をオンザライス!!」のキャッチフレーズも刺激的(主に胃袋へ)で、これは買わざるを得ない! 巧妙……!!

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会場で提供された星空舞のご飯
他のブースの肉料理を載せて、お好みの肉丼に

 いろいろとそそるライススタンドのアイデアは、Twitterでも「これは天才」「神のようなブース」「砂漠で水を売るようなもの」と好評。編集部は鳥取県東京本部を取材し、ライススタンドが生まれた経緯など詳細を聞きました。

―― 肉フェスにライススタンドを設置するに至った経緯を教えてください

鳥取県東京本部 昨年(2022年)の肉フェスを視察した際に白米がないことを知り、お肉に良く合うと評判の「星空舞」の販売を主催者に要望しました。過去の肉フェス来場者からも白米が欲しいとの要望が多く寄せられていたこともあり、設置される運びとなりました。

―― 当日の売れ行きやお客さんの反応はいかがでしたか

鳥取県東京本部 大型の炊飯器3台フル稼働で、お客さんは途切れることなくコンスタントな売れ行きを見せました。ライススタンドはオペレーションの手間も少なく、行列になることは少なかったのですが、炊飯待ちで行列ができることもありました。

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 お客さまからは、「肉には、やっぱご飯! ご飯に乗っけて食べるのは最高!」「粒立ちも良くお肉との相性が抜群」「さっぱりした甘さで、口の中がリセットされて、肉の味をより楽しめる」など、うれしい声が寄せられました。ほかはとにかく「おいしい」という声しか聞いておらず、上々の反応です。

 次々とお客様が来られ、行列の途中でご飯がなくなり、すぐ炊き上がると謝罪したときは、「いいの。あと5分でしょ! その分、炊き立てを食べられて幸せ~」と笑顔で言ってくださるお客様もおられました。

―― Twitterでの反響について、感想をお願いします

鳥取県東京本部 鳥取県にも鳥取和牛がありますが、おいしい肉料理はたくさんあることを知っていたので、このたびはお肉に良く合う星空舞を、自信を持って提供しました。予想以上に反響があって驚いています。

―― 今後の出店予定は決まっていますか?

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鳥取県東京本部 イベントへの出店は未定です。主催者からお許しいただければ、ぜひ来年の肉フェスにも出たいと考えています。都内だとアンテナショップのほか、スーパー「よしや」や「小池精米店」、ネット通販やふるさと納税でも提供しています。

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