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“皿洗いすら不要”なマルハニチロの「袋が皿になる冷凍チャーハン」が話題に これこそ俺たちが求めていたものーッ!(1/2 ページ)

マルハニチロに開発のきっかけを聞きました。

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 冷凍食品といえばレンジでチンするだけで食べられる手軽さが魅力の1つですが、なんと“袋が皿になる冷凍チャーハン”が、Twitterで「これ最高」「天才」と注目を集めています。皿洗いさえ不要な時代!

 その冷凍食品とは、マルハニチロの「WILDish(ワイルディッシュ)」シリーズ(2019年8月発売)です。袋ごと電子レンジで調理できること、さらに袋がそのままお皿代わりになるという便利すぎる仕様が特長。何と言ってもこの食べ方が“公式”なわけですから、「お行儀悪い」なんて言わせませんよ!(※)

※冷凍食品袋の素材にアルミが使用されている場合は、そのままレンジで加熱すると発火するおそれがあります。作り方は各食品に記載されている指示に従ってください。

冷凍食品 袋が皿になる WILDish ワイルディッシュ マルハニチロ パッケージに描かれた「この袋が皿になる!」の文字(画像提供:@idomizu_さん)

 Twitterユーザーの井戸水(@idomizu_)さんが「自炊どころか皿洗いすら面倒になってきた人」にピッタリな商品として紹介すると、「おお!これは便利」「ナイスアイデアすぎる」「無駄がなくて素晴らしい」と6万5000いいねを集め話題に。リプライ欄でも「実際これすごく便利でしかも美味い」「よく食べてます」「お世話になってる」との声が寄せられています。

冷凍食品 袋が皿になる WILDish ワイルディッシュ マルハニチロ 楽チンでかつ、おいしそうです(画像提供:@idomizu_さん)

発想のヒントは“スナック菓子”

 マルハニチロに、商品が生まれたきっかけを聞いたところ、ライフスタイルの多様化やフードロスの観点から「必要な分を必要なときに食べられる個食対応した冷凍米飯」の開発を検討している中で、開発担当者が家でスナック菓子を袋からつまみながら「これを冷凍食品で再現できないか」と思いついたのだそうです。なるほどなぁ。

 また、以前から寄せられていた「お皿を洗うのが面倒」といった声も、開発をさらに後押ししたとのこと。

冷凍食品 袋が皿になる WILDish ワイルディッシュ マルハニチロ 実際に袋をお皿にして食べる時のイメージ

 特に「お皿になる袋」の作りにはかなりこだわったのだそうで、食べるときに「袋が自立すること」「開封口から立ち昇る香りをより楽しめる」ところがポイント。袋ごとレンジ調理して、その袋が皿代わりになる商品設計は特許を申請中とのことです。

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WILDishシリーズの食べ方紹介動画

 売れ行きも「計画を越える売れゆきとなっております」と好評。「袋のままチンできることや、皿いらずで袋のまま食べられ、洗い物が少なくて済むので便利だというお声が多いです」と、購入者からの反応も良いそうです。

 現在、「WILDish」シリーズのラインアップは全7種類。初期は「焼豚五目炒飯」「豚キムチ炒飯」「エビピラフ」「チキンライス」の4品で、2020年3月に「ねぎ塩豚カルビ炒飯」、2021年9月に「ガーリックめし」、そして2022年3月には「牛ステーキピラフ」が新発売しました。


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