ドリッパーが違うとコーヒーの味は変わるのか UCCコーヒーアカデミーの検証結果が興味深い(1/2 ページ)
コーヒー好きは必見!
YouTubeチャンネル「UCCコーヒーアカデミー」(@ucc6096)のドリッパー検証実験動画が3万1000再生を超えており、注目されています。
UCCコーヒーアカデミーでは、視聴者からの質問に答える形で、コーヒーのさまざまな検証をした動画を投稿しています。
今回の動画では「プラスチック製のドリッパーと陶器製のドリッパーで味が変わるのか」を検証。さらに、陶器製では、お湯であたためてからのドリップ/あたためずにドリップで味の違いを確かめています。
陶器製ドリッパーは保温性が高く、注いだお湯の温度が安定して抽出できるメリットが。しかし、少し重く、落とすと壊れやすい点がデメリットです。一方、プラスチック製ドリッパーはとても軽く、値段もお手頃なものが多いのが特徴です。
使用するコーヒー豆は違いが出ないように「UCCゴールドスペシャル(中細挽き)」に統一しています。一体どんな違いがでてくるのでしょうか。
温度計を使って豆の温度を測りながら、蒸らしや抽出をしていきます。あたためた陶器製ドリッパーがもっとも蒸らしで温度が高く、83度程度。あたためない陶器製ドリッパーは蒸らしのときにちょっと膨らみが少ないなど、見た目や温度で変化があります。ただ抽出時には85度程度で、同じような温度になっていました。
プラスチック製ドリッパーはどうも外気温による影響が大きいのか、「思ったよりも温度の上がり方が遅い」とのこと。しかし抽出時にはさほど陶器製ドリッパーとの変化はありませんでした。
ですが、あたためた陶器製ドリッパーは濃度感を感じる味わい、あたためていない陶器製ドリッパーとプラスチック製ドリッパーは味が少し気持ち軽く優しい味わいに仕上がっていたとのこと。
ただ、飲み比べたら分かるかもしれないくらいの微妙な違いで、そこまで大きな味の変化はなかったようです。結論としては「初心者であれば、プラスチック製ドリッパーが導入しやすくオススメ」「味わいを追求したい人は、素材違いのドリッパーを持つのがオススメ」ということでした。
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