ウソだろ　お菓子に入っている油の量を調べたら……　“衝撃の実験結果”に思わず目をそむけたくなる（1/2 ページ）

　ポテトチップスやクッキーなど、油っぽい食べ物には実際どれほどの油が含まれているのか？　実際に抽出して確かめた実験動画が、ある種の恐怖をもたらしています。食べ過ぎには気をつけよう……。

　実験を行ったのは、YouTubeチャンネル「科学はすべてを解決する! [くられ with 薬理凶室]」。「ソックスレー抽出」という方法で、ポテチとクッキー、カップ麺（揚げ麺のみ）から油を取り出しました。

　器具のサイズの都合上、実験にかけた食品の量はそれぞれ20グラム。クッキーなら2枚、ポテチは標準的な袋の3分の1、揚げ麺はひとかけら程度の量です。

　その結果、クッキーからは4.8グラム、ポテチからは7.2グラム、揚げ麺からは5.9グラムの油が抽出されました。数値ではピンと来ませんが、元が20グラムなので、「だいたい2～3割は油」と考えると、なかなか恐ろしく思えます。

　食品20グラムだけで、小さじ1～2杯分の油が取れるわけですから、普段食べているときの摂取量はもっと多いはず。そこで、動画では「食品60グラム分からの抽出」に相当する量も、植物油に置き換えて示しています。一番油の多かったポテチは、抽出量が薬瓶をほぼ満タンにする結果に。1袋食べると、この量を飲み干したのと同等ということか……。

　コメント欄では「想像以上に多くてびっくり」「成分表で数値は分かっても、可視化されるとあらためてヤバい」「どんなダイエット促進動画よりも効果がありそう」と、多くの反響が寄せられたこの実験。なお、メンバーが実験過程で生まれた「油を搾り取られた食品の残骸」を食べてみたところ、味も素っ気もなかったそうです。油は気になるけれど、なければないで困るなあ……。

動画提供：科学はすべてを解決する! [くられ with 薬理凶室]