ニュース

朝日新聞「不適切でした」「重く受け止めます」 草加市議の記事巡る批判にコメント(1/2 ページ)

河合市議が草加市議になった後に差別的な発言をしていたなどの指摘が相次いでいました。

advertisement

 朝日新聞社は6月1日、朝日新聞デジタルで配信した記事への指摘を受け、「不適切でした」と認め、「寄せられた指摘について、重く受け止めます」と見解を発表しました。現在、記事の冒頭には同社の見解が追記されています。


朝日新聞官邸クラブ(画像はTwitterアカウントより)

 指摘が相次いでいたのは、5月30日に配信された「京大卒ジョーカー、挫折の先の自己実現 ウケ狙いから当選への分析」という記事。埼玉県草加市の河合悠祐市議について取り上げたものです。


当該記事(画像は朝日新聞デジタルより)

 河合市議は、2021年の千葉県知事選でジョーカーに扮して政見放送を行い、国内外で報じられました。記事では、「投票率を上げたい」という政治への思いや、草加市議選当選までの経緯が紹介されています。

advertisement

 この記事を巡って、河合市議が草加市議になった後に、女性支援団体「Colabo(コラボ)」の活動の場で差別的な発言をしていたなどの指摘が、読者や、宗教社会学で朝日新聞デジタルのコメンテーターを務める塚田穂高さんから寄せられていました。

 朝日新聞社は、河合市議に確認したところ「その場でも、その後のツイッターでも、けなすような過激な発言をしたのは大人げなかった。不適切だった」と述べたと報告。記事を配信した段階で、河合市議の過激な言動は把握していなかったとしています。

 当該記事について朝日新聞社は「こうした言動に触れずに報じたのは不適切でした。寄せられた指摘について、重く受け止めます」とコメントしました。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「900円は安過ぎる」 喫茶店でプリンアラモード購入→見本と違いすぎる“激盛り”に仰天 「逆写真詐欺」
  2. 「怖すぎ」「絵面つよい」 “あの果物”が発火!? 知らないとヤバい「電子レンジに入れてはいけないTOP10」がためになる
  3. 8歳兄が0歳赤ちゃんにぴったり添い寝→2年半後の現在は…… 尊すぎる光景に「かわいい〜!」「成長はやい」
  4. 「世界一好きな顔かも」 70万再生の“5分メイク”がスゴすぎる……! ゴージャスな仕上がりに驚き【海外】
  5. 9歳長女の連絡帳にサインしようと見てみたら…… こっそり書かれたママ宛てのメッセージに「ママ幸せだね」「胸がぎゅうってなった」と200万表示
  6. プログラミング言語で書かれた謎の広告→「分かる人」が見ると……? 粋なアイデアが「おしゃれ」と話題 東急に制作背景を聞いた
  7. 【今日の計算】「899×9」を計算せよ
  8. ジャングルのようだった庭が…… 12時間かけた掃除の成果に「感動的な変貌」「素晴らしい」と称賛の声
  9. 「もはや異世界レベル」 富士山が見える静岡と山梨の“日常風景”が「映画のワンシーンみたい」と14万いいね
  10. なんだこれ……! 1年間掃除していない冷凍庫を掃除→出てきた“とんでもないもの”に驚愕「勇者になれる」