巨大食道症のため立って食事をしないといけないワンコ “ベイリーチェア”で快適なごはんタイムを楽しむ姿がいとおしい
これは素晴らしいアイテム!
ベイリーチェアを使いこなすワンコの動画がTwitterに投稿され、記事執筆時点で4万3000件以上の“いいね”を獲得。ツイートは「こんな便利な物あったの…!?」「初めて知りました!!」と注目を集めています。
話題になっているのは、カニンヘンダックスの男の子「おと」くん(3歳)の食事シーン。おとくんは先天性の巨大食道症(※)を患っており、立ったような姿勢でごはんを食べないと、胃にご飯が流れません。食道が拡張して運動性が低下しているため、食べ物を胃に送れないのです。
※巨大食道症……食道が拡張し、食べ物などを胃に送る運動性が著しく低下している状態。入ってきたものが胃に送れず、吐き出す。また、誤って肺の方に吐物がいき、誤嚥(ごえん)性肺炎に罹り突然死することも
そこでおとくんのごはんタイムでは、巨大食道症のワンコ用の椅子である“ベイリーチェア”を使用。こちらは、後ろ足を床につけた立食の状態を維持してくれるので、おとくんはとってもごはんが食べやすくなるんです! 動画には、ベイリーチェアを使うときのおとくんの様子が映っています。
ごはんの時間になり、ベイリーチェアのところへダッシュするおとくん。2足で立ち上がると、前足でテーブルを開いてから、自らベイリーチェアに入っていきます。さらに、今度はテーブルを自分の方へ引き寄せ、ごはんの準備万端! “ごはんのときはこれを使う”ときちんと理解しているようで、うれしそうに自分で準備する姿がなんとも賢くてかわいいですね。
この動画には、「おとくんお利口さんだねぇ可愛いねぇ」「自ら積極的にその姿勢になろうとする姿、本当に立派で愛らしい」といった反響や、「巨大食道症のこと知らなかったので勉強になります」と、巨大食道症とベイリーチェアについて知るきっかけになった人もいたようです!
飼い主さんのTwitter(@RonOto9134)アカウントでは、おとくんのごはんタイムや、元気いっぱいに走り回る様子など、あいらしい日常がたくさん投稿されていますよ。
画像提供:おと(@RonOto9134)さん
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