ENEOS、庵野秀明監督の個人情報載ったレシートをバイトがSNS投稿で物議 「二度と起きないよう指導する」と謝罪(1/2 ページ)
ENEOSに取材しました。
「バイト先に庵野秀明が来てやばい…」――。「新世紀エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」などで知られる、映画監督の庵野秀明氏の個人情報が載ったレシートを、ENEOS系列のアルバイト従業員がSNS上に投稿して物議を醸しています。ねとらぼ編集部の取材に対し、ENEOSは「当社系列のサービスステーション(SS)のレシートであることが判明しました」と認めて謝罪しました。
発端となった投稿は、6月5日の深夜にTwitterで投稿されたもの。ENEOS系列のアルバイト従業員が「バイト先に庵野秀明が来てやばい…」などといったコメントとともに、クレジットカード使用のサイン欄に庵野氏のものとみられるサインが書かれたレシートの写真を投稿しました。
レシートには、クレジット会社やポイントカードの下4桁などの個人情報が記されており、従業員による個人情報流出として批判の声が上がりました。6月6日に該当投稿および該当アカウントは削除されています。
ENEOSの広報部広報グループは、ねとらぼ編集部の取材に対し、「(該当投稿について)内容は把握しています。調査した結果、当社系列のSSのレシートであることが判明しました。この度は、当社系列のSSをご利用したお客様の個人情報が含まれる画像がSNSへ掲載され、ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。
SNS上での批判の声に対しては、「ENEOSとしては、適用法令、ガイドライン、『ENEOSグループ理念』、『ENEOSグループ行動基準』および社内規定ならびに当社プライバシーポリシーを順守し、個人情報を適切に取り扱うことをお約束しております。この方針に従い、ENEOSのSSを運営する特約店に向け、個人情報を取り扱うに際し、適正な取扱いを義務付け、個人の権利・利益を保護することを指導しております」と述べています。
また、広報部広報グループは今後の対応について、「このようなことが二度と起きないよう、ENEOSのSSを運営する特約店に向けて、個人情報保護法の順守を改めて指導いたします。お客様に安心して当社系列のサービスステーションをご利用いただくように努めてまいります」として、「この度は申し訳ございませんでした」とあらためて謝罪しました。
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