これが四国内の移動の「理想」と「現実」です　地元民は分かる2枚の地図に「本当にこれ」「初めて知った」（1/2 ページ）

　高知県須崎市のマスコットキャラクター「しんじょう君」が、四国内ならどこでも気軽に行けるように見えて、実は「どこの県に行くにも大回りで時間がかかる」という現実をTwitterで分かりやすい地図とともに説明。「初めて知った」「こりゃ大変だ」と驚く声が上がっています。

　投稿されたのは、四国内での移動の「理想」と「現実」を表した2枚の地図。理想の地図では、香川、愛媛、徳島、高知がそれぞれ隣県同士で行き来がしやすそうなイメージが表されています。

　一方で、現実の地図では「主要道路が8の字に通っている」ため、ぐるっと大回りなルートで移動しなければいけない、という実情が。愛媛県から高知県へのルートが分かりやすく外側を回っており、四国山地の存在を強く感じます。他にも4県の境界付近は「だいたい長いトンネル」があったり、右下辺り（徳島南部・高知東部）は主要道路がそもそもなかったり……。

　以前には、四国のなかで高知県だけ有名チェーン店が全然ないというツイートが話題になりましたが（関連記事）、今回あらためてその理由がなんとなくわかった気がします。想像していたより車で高知県に行くのは大変そうだ……。

　しんじょう君は「『おなじ四国なんだから近いし隣の県にすぐ行けるよね？』って言われたときにこれ（画像を）見せるといいよー」とツイート。コメント欄などでは「すぐに行けるもんかと思ってました」と他県民からの声のほか、地元民から「ホンマこれ」「本当にそう！」と同意する声が多く上がっています。

　さらに、「関西から徳島経由の高知県入りをよくするから分かりみがスゴいよ　高速途中で愛媛挟むのいまだに謎だよw」「愛媛住んでるけど、高知行くのに高速で、かなり回り道するので時間かかる」「高知ー徳島は3時間かかります」「愛媛ー高知間は一応直線ルートはあるけど下道なので高速使った方が早い」などの声も寄せられました。

　ちなみにJR四国の路線図を見ても、ほぼ同様の“8の字”になっているのが確認できます。