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駅で落とし物を届けた → 駅員「お待ちください!」と渡されたものが話題 小田急の“神対応”に「ステキ」「これはうれしい」の声(1/2 ページ)

温かさあふれる対応。

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 小田急電鉄に駅で見つけた落とし物を届けたところ、お返しに受け取った「ありがとう」カードがステキだと話題となっています。Twitterでの投稿は、約8万7000件の"いいね"を集めました。

小田急にもらったありがとうカード(画像提供:しま/@sh_imajiさん)

 落とし物を届けたのは、Twitterユーザーのしま(@sh_imaji)さん。立ち去ろうとしたところ駅員に呼び止められたといいます。手続き書類の記入などのお願いをされるのかと思いきや、しまさんが受け取ったのは、駅のホームに設置された駅名の看板「駅名標」を模したカードでした。

 カードには「小田急 → お客さま」と電車が向かう方向が示されており、通常駅名がある部分には「ありがとう Thank you」の言葉が。裏面には「このカードは、お忘れ物をお届けいただきましたことご協力いただきましたことへの感謝の気持ちをお伝えするものです」と説明書きも見られます。

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感謝が全面に表現されたカード(画像提供:小田急電鉄広報部)
(画像提供:小田急電鉄広報部)
(画像提供:小田急電鉄広報部)

感謝の気持ちを伝えるために配布

 ねとらぼ編集部では、称賛の声を集めたこの取り組みについて、小田急電鉄広報部に話を聞きました。

――このカードはどのような経緯で導入されたのでしょうか。

担当者:お忘れ物をお届けいただいたことへの感謝の気持ちと、「当社社員が責任をもってお預かりします」という思いをお客さまへお伝えしたい、と考えたことがきっかけです。2016年3月から配布しています(現行のデザインは2019年11月から)。

―1年に何枚ぐらい配布していますか。

担当者:各駅で配布しやすくするため、配布枚数などは集計しておりません。参考として、2021年度に8万枚を発行(印刷枚数)し、現在もこちらを配布しています。

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 2016年から配布を始め、2019年に今のデザインになったというカード。利用者の心を捉える小田急の細やかな心遣いに、「小田急好きになった」「こうゆうのにお金かけられる会社好き」と評価する声が寄せられています。

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