「脳がバグる」 まるでCGみたいに見える“ワイヤーフレームの車”が話題 制作した理由を聞いた(1/2 ページ)
制作した山口製作所に話を聞きました。
CGにしか見えないワイヤーフレームカーがTwitterで話題です。なぜ作ったのか、制作を行った山口製作所に話を聞きました。
この脳がバグるオブジェを発見したのはおすぎさん(@yg_ic23)。「CGとかじゃなくてマジ」と投稿された写真には、3DCAD(3次元データを使った製図用ソフト)で描かれた車のワイヤーフレーム画像に見える物体が写っています。
拡大してみると、描かれたものではなく実在していることがよくわかります。建物のガラスに映り込んでいたり、ワイヤーに水滴がついていたりしていて、見れば見るほど不思議です。
このワイヤーフレームカーを制作したのは、店舗ディスプレイを手がける山口製作所。曲げたワイヤーをひとつひとつ職人が溶接し作ったそうです。なぜ制作したのか経緯について話を聞きました。
―― どういう経緯で制作したのでしょうか
山口製作所:2007年夏にワイヤーフレームカーを5台作ってほしいという依頼があり制作しました。納品後、そのノウハウを生かして自社のPR用に作ってみました。
―― ワイヤーフレームカーは全部で何台ありますか
山口製作所:全3台です。ホンダのシビックタイプRが2台、トヨタのプリウスが1台です。Twitterで話題になっているのはホンダの方です。
―― 話題になったワイヤーフレームカーは、なぜ、あそこに置いてあったのでしょうか
山口製作所:弊社のお客さまから「駐車場も広いのでワイヤーフレームカーを貸してほしい」との要望をいただきました。話のネタになったり、新規の仕事の受注につながることがあるのではないかとの思いで置きたいとの話でした。
2016年にかなり話題になったことがあり、テレビの出演や各種メディアからの取材を受けておりました。
リプライ欄などには、他にも多数の目撃情報が寄せられています。何年にもわたって見る人を驚かせるオブジェとなっているようです。
(高橋ホイコ)
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気持ちよさそう。
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