息子の足に必死でしがみついた子猫を保護、1カ月たち…… 心を開いていくビフォーアフターに運命を感じる
出会えてよかった。
目が見えないであろう中、息子の足に必死でしがみついてきた子猫を保護。1カ月後までのダイジェスト動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で40万再生を突破、2万3000件以上のいいねと感動の声を集めています。
それは投稿者である【保護猫 日記】(@towapuchigram)さんの息子さんが、ゴールデンウィークで帰省していたときのこと。
ある夜、ランニング中だった息子さんはどこからか聞こえる子猫の鳴き声に気付きます。すると、おぼつかない足どりで足元にすり寄ってくる1匹の子猫が。近くに母猫がいるかもしれないと待っていましたが、一向に現れません。くしゃみをし猫風邪を引いているらしき子猫の目は、目やにでくっついてしまいほとんど見えていないようでした。どうにかしなければ、と息子さんは子猫を緊急保護。自宅へと連れ帰ってきたのです。
連休で動物病院は休診だったため、とにかく湯たんぽであたためたという投稿者さん。しかし、ミルクも口にせず、だんだんと弱っていく様子を見て不安な夜を過ごしたといいます。その後、朝一番で動物病院を受診したところ、猫風邪、低体温、貧血の症状が出ていたためそのまま入院することになりました。
入院して5日後、子猫は無事元気に退院! 保護した息子さんに「Puchi」(プチ)ちゃんと名付けられた子猫は、投稿者さんの家族として迎えられることになりました。投稿者さん宅には、2022年9月に保護された先住猫の「Towa」(トワ)さんがいるため、隔離生活からスタートです。
その後、ゴハンももりもり食べられるようになり、トワさんとの対面も果たしたプチちゃんは、どんどん家族の一員として溶け込んでいきました。
最初は好奇心で近寄っていたトワちゃんですが、プチちゃんを受け入れて優しく寄り添う姿を見せるように。また、保護して3週間後には投稿者さんのおひざで初めてスヤスヤと寝てくれたというプチちゃん。お家が世界一安心できる場所であること、自分を愛してくれる家族がいることを分かっているような姿に、胸がじんわりとあたたかくなります。
投稿には「見ていて胸が熱くなります……。この可愛い小さな命の未来がこれからも幸せでありますように……」「泣く! 保護してくれてありがとう」「2人が並んでる姿とか愛しくて愛しくて涙が止まりませんでした」「自然に涙が出ました。優しい人に助けられて、優しい家族が出来て良かったです」「先輩猫ちゃんも優しく見守ってくれてますね」など、感動した人のコメントが続々と届いています。
プチちゃんと運命的な出会いをした投稿者さん家族。実は先住猫のトワさんを迎えた際も、とてもリアルな“猫と暮らす夢”を見た次の日に保護直後のトワさんと対面するという、不思議な縁を感じたエピソードがありました。もしかするとトワさんもプチちゃんも、「投稿者さん家族であれば幸せになれる」と分かって来てくれたのかもしれませんね。
プチちゃんとトワさんのおだやかな暮らしは、【保護猫 日記】(@towapuchigram)さんのInstagramで見守ることができます。
画像提供:【保護猫 日記】(@towapuchigram)さんのInstagram
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