「東海道五十三次」「マドゥーラの翼」「リップルアイランド」が再び　サンソフトが過去作復刻目指しクラファン始動（1/2 ページ）

ネクストゴールで「金のカセット」オブジェが実現。

[沓澤真二，ねとらぼ]

　サンソフトが、1980年代に発売したファミコンソフトの復刻を目的としたクラウドファンディングを始動しました。成功の暁には、「かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次」「マドゥーラの翼」「リップルアイランド」のNintendo Switch版とSteam版がリリースされます。

通好みなラインアップがSwitchやPCで遊べるかも

オリジナルのファミコン版。どれも懐かしい……！

　7月に開催されるインディーゲームの祭典「BitSummit Let's Go!!」に際して企画された「SUNSOFT復活プロジェクト」。支援金は主に、当時のゲームをそのまま現行機種で遊べる、移植版の開発費として使用されます。

1986年7月3日発売の「かんしゃく玉なげカン太郎の東海道五十三次」。京都での修行を終えた花火職人のカン太郎が、火薬の製法を狙う悪徳商人の一味と戦いつつ江戸を目指す横スクロールアクション

1986年12月18日発売「マドゥーラの翼」。女性戦士のルシアが活躍するRPG風アクション。オリジナル版が独自の音源チップを採用していたため、これまで移植が困難だったという

1988年1月23日発売の「リップルアイランド」。島の平和を乱す闇の皇帝、「ゲロゲール」にさらわれたお姫様を取り戻す、メルヘンチックなアドベンチャーゲーム

　返礼品には、各ソフトのダウンロードコードやサウンドトラック、ピンズやTシャツといったグッズなどを用意。目標額の600万円を超えた場合はネクストゴールとして、「SUNSOFT」の刻印が入ったカセット（観賞用レプリカ）などが追加される予定です。

サンソフトは、カセットに社名を刻印することが許されていたメーカーの1つ。当時実現できなかった、プレミア版の「金のカセット」を目指すとのこと

　プロジェクトは7月14日から8月31日まで実施。プロジェクトページでは、パッケージの原画やノベルティなど、貴重な資料も見られます。

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