日本最古の遊園地「浅草花やしき」のお化け屋敷が復活！　新エリアにはネイキッドと初コラボした幻想的な空間も（1/2 ページ）

　日本最古の遊園地として知られる浅草花やしきが、7月20日に新エリアをオープン。5月に営業を終了した「お化け屋敷（桜の怨霊）」「ゴーストの館」に変わる新たなお化け屋敷が登場します。

　ペリー提督らの黒船が来航した江戸時代末期の1853年に開園した浅草花やしきは、もともとは牡丹と菊細工を主とした花園として生まれ、震災や戦禍により閉園を余儀なくされた時代をへて、1949年に遊園地として再建。日本で現存する最古のローラーコースターなどでも知られる日本最古の老舗遊園地です。

　開園170周年を迎える2023年8月7日を前にオープンする新エリアには、アトラクション3機種の他、飲食店やフォトスポットでの写真撮影を楽しめる空間などが設置されます。

　新アトラクションは、4面マルチ映像で浅草の今と昔をたどる映像型アトラクション「パノラマ時間旅行」、ARで現れる妖怪たちを探す園内周遊型アトラクション「摩訶不思議！？君もスクープカメラマン」、そして、江戸四大怪談（「累ケ淵」「牡丹灯篭」「番町皿屋敷」「四谷怪談」）をモチーフにした「お化け屋敷～江戸の肝試し～」の3つです。

　また、飲食店「お花見茶屋」では、浅草花やしきを象徴するパンダカーを模した焼き菓子「パンダカー焼き」が8年ぶりに復活。花をモチーフとした作品を数多く手掛けるクリエイティブカンパニー「NAKED, INC.」とのコラボで、浅草花やしきの原点である花園をプロジェクションマッピングで復活させた「NAKED花景色」も登場します。

　“浅草花やしきのお化け屋敷は本物が出る”などのウワサもあり人気を集めていたお化け屋敷は、1994年に「ゴーストの館」、2011年には「お化け屋敷（桜の怨霊）」がオープン。いずれも2023年5月に営業を終了し、新たなお化け屋敷の登場が予告されていました。