支援者の数=サメの数!? 国産サメ映画「温泉シャーク」爆誕、温泉から温泉へ移動できる特殊能力で人々を恐怖の渦に(1/2 ページ)
特撮とCGで生み出される国産サメ映画。
太古の昔から蘇った獰猛なサメが温泉客を襲うという国産サメ映画「温泉シャーク」が、熱狂的なサメ映画ファンの間で注目を集めています。
温泉シャークは、昨今人気が高まっているサメ映画を、日本を舞台に制作しようというプロジェクト。舞台となるのはS県暑海市(熱海市)で、「温泉の利用客が失踪し、その後なぜか海でサメに襲われた遺体として発見されるという怪事件が続いている」という設定が公開されています。
本作の主演サメは、温泉を自由に行き来できるという特殊能力を持つサメ。都会の喧騒を忘れられる憩いの場である温泉に忽然と現れるサメ……惨劇が起きた温泉はまさに地獄風呂の様相を呈することでしょう。わくわく……わくわく!
脚本・監督を勤めるのは「全国自主怪獣選手権」で2連覇を果たした井上森人さん、楽曲制作は神馬譲さん、テーマ曲はStorytellingsが手掛けます。本作に登場するサメは「できるだけ特殊造形で制作し、特撮を行って撮影」するとしており、サメと人間の戦いにはマッチョや特殊潜水艇などの登場が予告されています。
また、映画の制作費を捻出するために立ち上げられたクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」のプロジェクトページでは、さまざまなリターンを用意して支援者を募集中。DVDやレプリカのプレゼントなど、支援額に応じたリターンが用意されています。
中でも特に注目が集まっているのは、1000円プラン。「1支援ごとにサメが1匹増える」という内容で、記事作成時点で160人を超える支援が集まっています。それって……160匹のサメが劇中に登場するってコトォ!?
一見無謀なプランに思えますが、やるといったからにはやってくれるでしょう。最終的に何匹が登場することになるのか楽しみですね。
「温泉シャーク」は約70分のジャパニーズSAMEムービーとして、2023年12月に完成予定。国内外の映画祭や、海外市場でのソフト流通などを視野にいれて制作が進められています。
(春山優花里)
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