浴衣の後ろ姿にクラゲが泳ぐ“クラゲ結び”が涼しげ 和装ショップが考案した帯結びに「めちゃめちゃかわいい」「天才」と反響(1/2 ページ)
夏のお出かけにぴったり。
和装オンラインストア「京都きもの町」(@kimonomachi)が、クラゲをモチーフにした帯結び、その名も“クラゲ結び”をTwitterで紹介し、記事作成時点で6600件の“いいね”を集めるなど話題になっています。動くとふんわりゆれる帯が涼しげでかわいい……!
後ろ姿にクラゲのようなモチーフを作るクラゲ結び。クラゲの腕のように垂れ下がった帯やレースが、水の中を泳ぐクラゲを思わせて涼しげです。くしゅっとしたシワ加工を施した兵児帯(へこおび)や、やわらかいレースを組み合わせることで、ふわふわと漂うクラゲを見事に表現しています。
京都きもの町のスタッフが考案したというクラゲ結び。考案のきっかけは、同店のオリジナルブランド「KIMONOMACHI」から、新作としてクラゲ柄のオリジナル浴衣をリリースしたことでした。
この浴衣に合わせて「帯結びもクラゲにしたらかわいいかも?」と考えたスタッフさん。京都水族館まで足を運び、実物のクラゲを見て研究し、このクラゲ結びを誕生させたといいます。
クラゲ結びの種類は3種類。水族館でもおなじみのミズクラゲをモチーフにした“ミズクラゲ結び”、赤い傘の色が特徴的なパシフィックシーネットルをモチーフにした“パシフィックシーネットル結び”、そして、長い触手が美しいアマクサクラゲをモチーフにした“アマクサクラゲ結び”です。色や形によって異なる雰囲気がすてき……!
クラゲ柄の浴衣に、クラゲが水中を泳いでいるかのようなやわらかな帯結びは、涼しげで夏のお出かけにぴったりですね。
この投稿には、「めちゃめちゃかわいい」「スタッフさん天才やと思う」といった声が寄せられています。
京都きもの町のオンラインストアでは、現在「クラゲ」のほか、「ひまわり」「ぶどう」「つばき」の4柄2配色、計8種類のオリジナル浴衣を販売中。クラゲ柄の浴衣は藤色と黄緑色の2色。ミズクラゲが漂う涼やかな柄は夏らしさ満点です。
また、Twitterで特に好評だった“ミズクラゲ結び”ができる帯セットを、7月7日から京都市下京区で開催予定の「きもの掘り出し市」で3セット限定で販売予定とのこと。こちらは、レース2種、しわ兵児帯ホワイト、半衿テープ、三重仮紐、リングヘアゴムがセットになっています。
さらに、「結び方教えて欲しいです」といった声に応え、結び方のレシピをオフィシャルブログ「着物あれこれブログ」や、YouTubeチャンネル「kimonomachi」で発信中。自分でクラゲ結びを再現したい方は、こちらをチェックすると良さそうです。
きもの掘り出し市
日時 2023年7月7日~7月9日、7月14日~7月16日
時間 10:00~17:00(最終日~16時30分)
場所 HOSAI(豊彩株式会社)豊彩ビル 5階 催し会場
住所 京都市下京区塩竈町353
※オンライン接客も同時開催予定
※7月6日12:30よりInstagramでライブも配信予定
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