UHA味覚糖が「幻のラムネ」を再現 技術継承目指したクラファンで目標金額の10倍を達成(1/2 ページ)
伝統の味を次の世代へ。
UHA味覚糖は7月7日、“幻のラムネ”こと「レインボーラムネ」の継承プロジェクトをクラウドファンディングで開始しました。レインボーラムネを製造するイコマ製菓本舗とタッグを組み、「100年後も残したい味」を目指して技術を引き継ぎます。目標金額は30万円ですが、執筆時点ですでに1095%となる328万円超を記録……!
レインボーラムネはイコマ製菓本舗が作る人気商品ですが、生産休止の期間があったため「幻のラムネ」と呼ばれています。奈良県生駒市のふるさと納税返礼品としても知られていますが、年2回の抽選販売が競争率40倍、1000セットが最短8分で売り切れる人気ぶりでした。
レインボーラムネは、イコマ製菓本舗の職人技が必要なため継承が難しく、限られた数量しか製造できない課題がありました。UHA味覚糖が技術を継承することで、職人の手仕事だった原料仕込みからラムネ製造までの工程の機械化に成功。大量生産を可能にし、“幻のラムネ”を全国に届けます。
UHA味覚糖とイコマ製菓本舗の共同で開発された「レインボーラムネミニ」は、ピーチ味とソーダ味の2種類。ミニは直径約1センチですが、オリジナルサイズは直径約2センチです。クラウドファンディングで提供されるのは、ミニよりも2倍大きいオリジナルサイズなので、開発には苦労があったといいます。
クラウドファンディングでは1箱から4箱セットまで販売します。超早割価格では1箱2380円、2箱セットが4648円、3箱セットは6888円、4箱セットは8960円。また、「UHA味覚糖 お菓子な福袋2024」も取り扱います。
ちなみに、レインボーラムネは、直径2センチのカラフルな大玉ラムネですが、直径1センチ程度が主流とされるラムネ業界では異例の大きさとされています。イコマ製菓本舗の平口社長によると、家族団欒(だんらん)で楽しんでいたサッカー中継のボールからヒントを得て開発したそうです。
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