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ベルリンの人気グルメ「カリーヴルスト」を自分で作ったらベルリンを超えました(2/2 ページ)

ベルリン発祥のソーセージ料理。

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カリーヴルストを食べ歩く

 カリーヴルストを食べて思うのは「カレー味がそんなにしない」ということだ。カレーではなくカリーです、という話ではなく、ケチャップの海にソーセージがいるからなのか、そんなにはカレーの味がしないのだ。


ウィッティーズ!

ポテトとも合いますね!

 意外にクレジットカードを使えないお店が多かった印象だ。現金をほぼ持っていなかったので、レストランと比べれば安いのだけれど、足りるかな、とドキドキしながら食べていた。ドキドキしながらも食べるのはおいしいからだ。


おいしんですよね!

 どの時間に行っても、ベルリンの方々は「カリーヴルスト」を食べていた。カリーはカレーで、ヴルストを豚のソーセージということだ。腸詰と腸詰ではない皮なしを選ぶことができるお店もある。幸せな舌を持つ私はどちらもおいしく食べた。

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コノプケ

おいしそうですな!

 先の「カリー36」は旧西ベルリンを代表するお店で、「コノプケ」は旧東ベルリンを代表するカリーヴルストのお店だ。そうガイドブックに書いてあった。あまりガイドブックにあるお店は行かないのだけれど、東西を並べられると行きたくて訪れた。


おいしいですよ!

 変わらずおいしい。本当のことを書くと、お店の違いによる味の違いはそんなには分からない。どこもおいしいのだ。もはやどこでもいいほどにおいしい。ケチャップ味なのだ。ドイツの方々がよく食べる理由が分かるし、どのお店でもハズレはない。


ビールが飲みたくなるね!

家で作れるよね

 たらふくカリーヴルストを食べて日本に帰ってきた。私の家の近くにはカリーヴルストを出すお店はない。最寄り駅に行くと「箱根そば」はあったけれど、ベルリンのようにカリーヴルストを出すお店はなかった。


自分で作ればよくね?

 先にも書いたようにカリーヴルストは説明しやすい料理なのだ。つまり作りやすくもある。ソーセージを焼いて、ケチャップをかけて、カレー粉的なのをふりかければいい。作れるのだ。


ソーセージを焼いて、

一口サイズに切って、

ケチャップをかける!

 ケチャップに悩んだ。結果「ハインツ」にした。オランダで作られているケチャップだ。カリーヴルストはドイツだし、ヨーロップのケチャップがいいと思ったのだ。ちなみにケチャップの量産化に最初に成功したのもハインツだ。1876年のことだった。

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カレーパウダーを、

かければ、

完成!!!

 自作のカリーヴルストを食べてみる。正直に書くと、ベルリンで食べたカリーヴルストよりおいしい。カレーの味がキチンとするのだ。それでいてソーセージの味を損なっていない。ベルリンでお店を開いたら天下取れるで! くらいにおいしい。


こっちだと、

さらに、

おいしい!

 カレーパウダーではなく、「赤缶カレー粉」を振りかけると、さらに深みが出ておいしかった。カレーの味と深みが感じられてめちゃくちゃおいしいのだ。カリーヴルストは日本で食べるに限る、と言ってもいいかもしれない。


驚きのおいしさ!

カリーヴルストはジャパンでも

 ドイツで食べておいしいと思い、自分で作るとさらにおいしかった。これ、ソーセージにこだわれば、さらなる高みを目指せると思う。それくらいに自分で作ったカリーヴルストがおいしいのだ。お店を開こうかな、と本気で考えるレベルで。そもそもカリーヴルストがおいしいので、容易に高みを目指せるのだ。


ベルリンのビールと合うよ!

参考文献

  • 「地球の歩き方ドイツ2021-2022」地球の歩き方編集室 学研プラス 2021
  • 「たべもの起源事典 世界編」岡田哲 筑摩書房 2014
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