「全然わからん」「俺だったら迷って死ぬ」　シンプルすぎる？　JR上野駅の「初見殺し」なホーム案内が話題（1/2 ページ）

　JR上野駅の中にあるホーム案内が、初めて訪れた利用客には厳しいデザインだと話題になっています。

　Twitterユーザーの..Kazuya.W（@keno_michi）さんが7月9日に投稿した、上野駅の在来線乗り場の案内を示した掲示物。アルファベットの「JK」と「JY」は1～4番線、「JU」と「JJ」は5番線と6番線、さらに9～12番線にも「JU」と「JJ」と書かれ、13～17番線は「JU」だけ書かれています。

　まるで暗号のような表記に、Twitter上では「全然わからん」「向きすら書いてない…」「ディストピア感」「俺だったら迷って死ぬ」「もし旅行先初見でコレだったら無理だわ」などと話題になりました。

　このアルファベットはJR東日本の各路線に割り振られた路線記号というもの。JKは京浜東北線、JYは山手線、JUは宇都宮線（東北線）、高崎線、上野東京ライン、JJは常磐線快速をそれぞれ指しています。路線記号は駅を番号で表示する「駅ナンバリング」とあわせ、外国人観光客にも理解しやすいように2016年から導入されたものでした。

　ただ、上野駅では在来線ホームが高架（1番線～12番線）と地平（13～17番線）に分かれており、同じ方面へ向かう電車でも、時間によって乗り場が全く異なるケースがあります。もともと複雑な構造を持つ駅であることから、この案内表に対しては「こういう単純情報だけの補足的な案内標が役にたつ」「5番線以降はどうせ発車標を見ないと何番線から何が出るかはわからないのだからこれで十分な気がする」といった意見も聞かれました。