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ビールが泡だらけで真っ白! 新入社員がついだと思いきや……? →実はプロの仕事だった 伝統のスタイル「ミルコ」に注目(1/2 ページ)

香りと甘みを引き立てるつぎ方で、デザートに最適なのだそうです。

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 「新入社員がついだビール」という言葉を添えてツイートされたジョッキが、いろいろな意味で注目を集めています。9割方が泡で、確かに酒席に不慣れな新人がついだみたいだけど……?

「新入社員がついだビール」だと一瞬信じてしまいそうになりますが……
ゴクッとはいけなさそうだけど、泡のきめが細かくておいしそう

 ツイートには「泡好きにはたまらん」「これはこれで良いおひげが作れそう」「まさに新人時代にこんなつぎ方を……」などとフォローする声が寄せられましたが、実はこのジョッキ、チェコのビール「ピルスナー・ウルケル」を、お店のプロが伝統の手法「Mliko(ムリーコ。日本ではミルコとも)」でついだもの。投稿者の中央区上落合(@Kamiochiai_Chuo)さんが、ちょっと冗談めかして紹介していたのです。

 ピルスナー・ウルケルには泡や炭酸の量が異なる3種類のつぎ方があり、「タップスター」と呼ばれるライセンスを持つ人だけが可能とされています。1つは、泡を入れてからその下にビールを入れる「Hladinka(ハラディンカ)」、1つは、泡を指3本分、ビール2本分でつぎ、上部にあえて1本分の空きを作る「Snyt(シュニット)」、そしてもう1つが今回話題のミルコ。「牛乳」を意味するその名の通り、ジョッキをほぼ白い泡が占める仕上がりで、デザートと相性が良いのだそうです。

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 追ってネタバラシのツイートが投稿されたことで、ミルコは広く周知されることに。「勉強になります」「ミルコでつげる新入社員がいたとしたらすごいw」などと、あらためて話題を呼びました。

 中央区上落合さんがピルスナー・ウルケルを味わったお店は、東京は新橋のビアバー「Brasserie Beer Blvd.(ブラッセリービアブルヴァード)」。代表はタップスターを日本人で初めて取得したそうで、ピルスナー・ウルケルのアンバサダーも務めているとのことです。

同店で提供されたミルコ
ハラディンカでつぐ様子

協力:中央区上落合(@Kamiochiai_Chuo)さん/Brasserie Beer Blvd.(Instagram/公式サイト

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