ニュース

海水浴シーズン「フロートで遊ぶ子どもが沖に流される事故」に注意 帰還不能になる場合も(1/2 ページ)

浮き輪やフロートは思っている以上の速さで流されてしまいます。

advertisement

 海で浮き輪やフロートで遊んでいる子どもが、沖に流される事故が起こっているとして国民生活センターが注意喚起しています

 水に浮いたフロートは思っている以上に風の影響を受けやすく、子どもが海岸に戻れなくなる事故が発生しているとのこと。海上保安庁によると、子どもの海での遊泳中の事故者数は、2009年~2018年までの10年間で累計583人に上り、内容別に見ると溺水が約6割、帰還不能が約3割となっています。

最初は救助者が追いつけそうに思えますが……(画像は国民生活センター公式アカウントより)

 国民生活センターは、風で流される「人形を乗せたフロート鳥型」を、救助者が岸から急いで助けに向かう動画を公開。水深が浅い位置までは距離が縮まりますが、水深が深い位置になると救助者の動きが遅くなり、どんどん距離が離れてしまう様子が確認できます。

advertisement

 ちなみにこのとき風速2~4メートル毎秒の風が吹いており、フロートは約0.6メートル毎秒の速さで漂流。約1分後には海岸から30メートルの位置まで流されています。

足がつかなくなる深い位置から距離が離れてしまいます
海岸から離れる風は風速2~4メートル毎秒で、フロートは約1分で30メートル流される結果に

 子どもと一緒に海水浴を楽しむ際は、「ライフジャケットを正しく着用」「目を離さない、手を離さない」を徹底し、子どもがフロート等に乗るときは、まずは対象年齢を確認。また立体的なフロートは風の影響を受けやすいことを頭に入れ、「取っ手にしっかりつかまる」「立ったり座ったりは慎重に」などの対策を確認しながら安全に楽しみましょう。

画像は国民生活センター公式アカウントより引用

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  6. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  7. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  8. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  9. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  10. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に