マイクロビキニ、貝殻、下着は「着用禁止」 水着撮影会の「NG水着」「NGポーズ」を埼玉県公園緑地協会が明示(1/2 ページ)
「着てないかのように写るポーズ」は禁止。
埼玉県公園緑地協会は2023年9月と10月に県営水上公園(しらこばと水上公園、川越水上公園、加須はなさき水上公園)で行われる「水着撮影会」の開催許可条件を7月19日に公開しました。撮影会で禁止となる水着例やポーズがイラストで明示されています。
県営水上公園での水着撮影会を巡っては、県公園緑地協会が6月に撮影会の開催を予定していた6団体に対し、撮影会の中止を要求。さらに、今後一切の撮影会の開催を許可しないとしていました。
県公園緑地協会は中止要求の背景について、過去の撮影会で「水着撮影会の様子が見えている。県営公園で行うのはふさわしくない」「18歳未満のモデルを使用している」「成人女性が被写体であっても公園で行うにはふさわしくないイベントだ」などの意見が寄せられたことを公式サイト上で説明。また、調査により、実際にイベントの禁止事項に該当する過激なポーズでの撮影行為が一部団体で行われていたことや、法令(児童ポルノ法、埼玉県青少年健全育成条例)に抵触するおそれがある18歳未満の児童がモデルとして参加したことなどがわかったとしていました。
一方、県は「明確な許可条件が定められていない施設において、他の施設の許可条件を当てはめ、予定されているイベントを中止させることや、詳細な許可条件提示後に違反が認められない者に対し中止させること、更には今後全ての水着撮影会を行わないこととする判断は適切ではない」とし、協会に対し一部団体への中止要請を撤回するよう指示。協会はこれを受け入れ、6団体中4団体への中止要請を撤回していました。
提示された「禁止水着」「禁止ポーズ」
こうした中、県公園緑地協会は2023年9月と10月に予定されている水着撮影会の暫定的な許可条件を7月19日に発表。撮影会で禁止となる水着やポーズの例がイラストで示されました。
水着については「マイクロビキニに分類される水着及びそれと同等の露出となる水着」「ニプレスやインナーショーツ、前貼りが見えるような水着、服装」「下着(下着と思わせるものも含む)や貝殻の水着」は禁止としています。
ポーズについては、水着を外そうとする、ズラす、過度に足を広げるなどの「過激とみなされるポーズ」、また「水着を着てないかのように写るポーズ」も禁止としました。
また、18歳未満のモデルを出演させる場合は、児童ポルノ禁止法、労働基準法、埼玉県青少年健全育成条例など法令・条例に抵触する行為は禁止としています。
2024年度以降の撮影会の許可条件は、関係者や専門家等からのヒアリングを行い、2024年2月までに決めていきたいとしています。
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