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「出会ってはいけないものに出会ってしまった感」 “雨の城跡に佇む侍”が死の予感すらするかっこよさ 撮影背景を聞いた(1/2 ページ)

SEKIROに出てきそう……!

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 雨の城跡で撮影された、甲冑(かっちゅう)姿の侍がかっこいいと話題です。思わず命ごいしてしまいそうな迫力。

ゲームの強敵感すごい

 投稿者は、城を撮り続けている写真家のROKU(@Roku326_K)さん。黒田長政の甲冑に身を包んだウシ×マサ(@u4_masa)さんを、雨天の高根城跡(静岡県)で収めました。雨でおぼろげな空模様が侍の存在感を際立たせ、別の世界に迷い込んだような非日常感をもたらしています。

 Twitterでは「出会ってはいけないものに出会ってしまった感あってめっちゃ良い」「かっこいいけどこれがガチで殺しにくると思うと怖い」など、魅入られつつも恐怖を覚えている人が多い様子。幻想的な絵作りにゲームらしさを感じ、フロム・ソフトウェアのゲーム「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」を連想した人も多いようです。

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 ROKUさんを取材したところ、コンセプトは「雨霧に包まれる山城」とのこと。雨天の撮影に臨んだところ、思いの外雨脚が強く、移動からして大変だったそうです。

 その行程は、甲冑姿のウシ×マサさんにはなおさらハード。撮影時も雨露が出たり消えたりでなかなか納得いく写真が撮れず、ROKUさんは「湿度と気温の高い中の長丁場で、いつもより体力の消耗も激しかったかと思います」と気遣います。それでも、甲冑も機材もずぶぬれになりつつ撮った写真には手応えがあったようで、「おかげでお気に入りの1枚が撮れました」と語っています。

画像提供:ROKU(@Roku326_K)さん/ウシ×マサ(@u4_masa)さん

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