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33歳ボディービルダー、スクワット中の事故で首を骨折し急逝 210キロの高重量もセーフティーバー付けず(1/2 ページ)

注意喚起の声が広がっています。

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 インドネシア・バリ島のボディビルダー、ジャスティン・ビッキーがトレーニング中の事故により33歳の若さで亡くなりました。スクワットで210キロのバーベルを挙上している最中でした。


サポートの男性とともにスクワットに挑むジャスティン(画像はBali Discoveryから)

 現地メディア「Bali Discovery」によると、事故は7月15日(現地時間)に発生。210キロのバーベルスクワットでしゃがみこんだ際に、ジャスティンは重さに耐えきれずバーベルを首に担いだまま、上半身を前方に折り曲げるかたちで転倒。首を骨折した他、脊椎の損傷も見られ、事故直後に病院に搬送され手術を受けたものの帰らぬ人になったとのことです。

 同メディアが公開した映像では、後ろからジャスティンをサポートする男性の姿が見られるものの、本人を支えきれず、事故が起こってしまう様子が映されています。また、スクワットを行っていたラックには、トレーニング中に態勢を崩した際に身を守るためのセーフティーバーが付けられていませんでした。

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33歳の若さで亡くなったジャスティン(画像はジャスティン・ビッキー Instagramから)

 生前のジャスティンはボディコンテストに出場していた他、パーソナルトレーナーやインフルエンサーとしても活動。亡くなる直前のInstagrmの投稿には、「あなたから何度もインスピレーションをもらった。ゆっくり休んでね」「彼のいるジムは明るい雰囲気に満ちていた」「そっちに行ったらまたトレーニングしよう」「やすらかに」など追悼のメッセージが寄せられています。

 ジャスティンの訃報は日本のトレーニーの間でも広がり、X(Twitter)上では「スクワットでの死亡事故。特別なことではなく誰にでも起こり得ることです。セーフティを必ずつけましょう」「亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。我々トレーニーは安全第一、効果第二の意識を持たなければいけない」「本当に悲しい事故。常に危険や怖さを感じながらトレーニングすることが事故防止の上で必要」など、注意喚起の声が上がっていました。


過去にはセーフティバーをつけていたことも(画像はジャスティン・ビッキー Instagramから)
拠点にしていたジムの追悼メッセージ
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