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「3年かけて準備した連載が出版社都合で中止」漫画原作者の投稿で波紋 最終段階で法務から表現内容に指摘(1/2 ページ)

『ヤングマガジン』で予定していた連載が、法務から表現内容に不適切な表現があると指摘があり、白紙になったと原作者が伝えています。

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 3年かけて準備していた漫画の連載が、出版社都合で中止になったとする投稿が波紋を呼んでいます。

 投稿は、『純情魔王と薄幸王女の夜伽事情』などを手がける漫画原作者のうなぎや山椒さんによるもの。講談社の『ヤングマガジン』で、うなぎや山椒さん原作、幾枝風児さん作画で決定していた連載が、法務から表現内容に不適切な表現があると指摘があり、白紙になったと伝えています。

 連載は2年前に決定し、制作体制、契約条件、連載開始日、脚本5話分とプロット60話分がほぼ固まっていたとのこと。うなぎや山椒さん自身も表現内容のリスクを認識しており、担当編集者のチェックを受けながら進行し、連載が決定したことで編集部では問題がないという方針なのだと理解していたと述べています。しかし、最終段階になって法務確認が入り、編集部判断で連載中止になったと説明しています。

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7月15日に連載決定を発表したばかりでした

 うなぎや山椒さんは、自身もより慎重に執筆すべきだったとしつつ、「編集部側の確認や認識にも欠如している部分がありました」と互いに反省するべき点があったとX(Twitter)のお知らせでコメント。「連載が決定するまでの1年、連載が決定してからの2年、合計で3年かけて準備してきた作品がわずか数日で白紙となった事で正直、耐え難い思いはありますが今一度、顔を上げて頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援をいただけましたら幸いです」

 なお投稿内容は、事前にヤングマガジン編集部に共有しているとのこと。ねとらぼ編集部が同誌編集部に確認したところ、投稿内容は事実とのことでした。

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