フィンランド発“おもちゃの馬で馬術を競う大会”がシュール なぜか見入ってしまうパフォーマンス(1/2 ページ)
徹底した馬の動きがすごい。
フィンランドで行われているおもちゃの馬を使った馬術を競う「ホビーホース」の大会の様子がYouTubeに公開されました。リズミカルなステップで馬の動作を表現するシュールなテクニックですが、見ていると次第に楽しく感じてきそうな不思議な競技です。
ホビーホースの大会の様子を公開したのは、YouTubeチャンネル「FlyingHighHobbyHorse Official(@flyinghighhobbyhorseoffici9900)」。参加者は馬のおもちゃを抱きかかえながら、ハードルを飛び越えたり、ステップを披露したりします。初めて見たときには、あまりにシュールな映像で狐につままれたような気持ちになるかもしれません……。
選手は棒と手綱が付いた馬のぬいぐるみを抱えて挑みますが、乗馬の表現に徹している姿が印象的です。フィンランド文化を紹介するメディア「ThisisFINLAND」によると、競技内容はドレッサージュ(馬場馬術)やショージャンピングイベントなど、本物の馬同様のものとなっているとのこと。
高跳びでは馬に乗っているかのように優雅に登場し、ハードルを飛び越える姿はまるで馬の姿のようにしなやかです。人間のハードル競技とは姿勢も違っていて、あくまでも“馬術”として競技に挑んでいることがよくわかります。選手達の乗馬ぶりは徹底していて、まるでコンテンポラリーダンスやパフォーマンスアートのような興味深い映像にも見えてくるかもしれません。
ホビーホースは2010年ごろから注目を集め始め、2017年に公開されたドキュメンタリー映画「Hobbyhorse Revolution(ホビーホース レボルーション)」でさらに人気を集めたとされています。練習風景などが公開されていて、独特な世界観に引き込まれそうです。
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