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「廃人みたいな日々ダメ」 ryuchellさんの三姉、弟の急逝から“社会復帰”へ きっかけは子どもからの「1人じゃないよ」(1/2 ページ)

ryuchellさんの急逝から、もうすぐ3週間。

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 急逝したryuchellさんの三姉にあたるインテリアショップ経営者の桑江美咲さんが、7月31日にInstagramを更新。弟を失ったショックから一時的に休業していたそうですが、客側から届いた手紙などに励まされて社会復帰することを報告しました。


桑江さんに届いたかわいらしい手紙(画像は桑江美咲Instagramから)

 桑江さんは弟の急逝後、7月19日には「バッチリメイクをして、とてもキラキラかわいいベッドで、対面時とは違って和らいだ優しい表情で最期を迎え、昨日、沖縄の晴天の空へと旅立ちました」と葬儀の様子を報告。

 また、24日には生前のryuchellさんから贈られた思いのこもった手紙を公開し、「龍が居ない。という私にとっての新世界を私はしっかりと目を開けて受け入れまだ一つも笑顔が見えない真っ暗なその世界に少しずつ色をつけれるように歩いてみるよ」「今まで私の仕事に泣いて喜んでくれたのも一緒の温度で怒ってくれたのも全部が龍だったからこそ。その全てを大切に」と最愛の弟をあらためて追悼していました(関連記事)。

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 葬儀が終わって2週間近く経過した7月31日には、「泣いて寝て泣いて寝て過ごしながら唯一、仏壇用のキャンドルと、香典返しだけ作っていました」とryuchellさんのためにキャンドルや香典返しを用意する以外は泣いて暮らしていたと告白。

 しかし、長年お店に通ってくれている客の子どもからデコレーションされたかわいらしい手紙が届いたといい、そこには7年前にショップを立ち上げた際に配布したノベルティーへ記していた言葉「暗い道にキャンドルを並べ火を灯すと、そこには明るい道ができます」に添える形で、「みさきお姉ちゃんつらかったね 今はゆっくり休んでね 1人じゃないよ」とつづられていたとのことです。

 店を訪れる客たちに向けたはずの言葉が手元へと戻ってきたことに、桑江さんは「こんな形で逆に返され、とてもあたたかなきもちになりました。ありがとう」と感謝の気持ちを伝えています。

 子どもからの手紙や多くの人の言葉に励まされた結果、「生きてるのに死んでるようなこんな廃人みたいな日々ダメだ! ずっと引きこもってたらずっと泣いちゃうしと思いました。仕事する!」と心機一転。「明日からアトリエに戻るために今日はアトリエをピカピカに掃除して立ち上がります!」と8月から社会復帰することを宣言しました。

 最後に「沢山ご心配おかけしました。辛い経験をしてきた方の強さ溢れるコメントや、優しい温かいコメント、変なコメントまで全てありがとうございます」と重ねて感謝し、「今何かに辛い方も、私も頑張るから、あなたも。乗り越えられない壁はないってゆーじゃん。信じてみよ」と呼びかけています。

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ryuchellさんとの姉弟ショット(画像は桑江美咲Instagramから)

亡くなる数日前のryuchellさん(画像は ryuchell Instagramから)
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