筋ジストロフィーの診断を受けた男の子がホッケーのトリックショットに挑戦　難しい的を次々クリアする姿に反響【カナダ】（1/2 ページ）

　ホッケーのトリックショットを決める男の子の姿がYouTubeに投稿され、「素晴らしい」「この子は天性の才能があるね」といったコメントが寄せられています。

　動画はカナダのオンタリオ州にあるお宅で撮影されました。この家に住むデッカンくんは、手先が器用で、スポーツではホッケーがとても上手でした。しかしデッカンくんが3歳のときに全身の筋力が徐々に低下していく難病・デュシェンヌ型筋ジストロフィーと診断され、6歳までには車椅子で行動することになるだろうと言われたのです。

　それを聞いて大きなショックを受けた両親は、インターネットを通してデッカンくんの才能を示していこうと決めました。動画には、デッカンくんが見事な技術で数々のトリックショットを成功させていく様子が収められています。

　ボールをおもちゃに当てたり、車の向こうに設置した的に当てたりするのは序の口。ペットボトルのキャップにボールを当てたり、コップの上に置いたおもちゃにボールを当ててコップに入れるなど、目をみはるトリックショットが続きます。

　デッカンくん自身も、技が成功すると満面の笑みで喜んでいます。そんな様子からは、この難しいショットを決めるためにたくさん練習をしていたことがうかがえますね。

　デッカンくんは日々あらゆる困難を乗り越えながら、オンラインでの活動を通して、筋ジストロフィー研究のための寄付金を30万ドル近くも集めているそうです。

　この動画には「これぞアスリート」「スーパースター誕生だ！」といったコメントが寄せられています。