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クルマの「自家用」を手書きする職人技にうっとり 作業の様子をまとめたタイムラプスが話題(1/2 ページ)

筆で丁寧に書き上げていきます。

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 最近はあまり見かけなくなったクルマの「自家用」の表示を、筆を使って手書きする職人技を記録したタイムラプス映像が、X(Twitter)で約4万3000件のいいねを集めるほど話題になっています。

 映像を公開したのは、大阪で手書き看板職人をしているサインズシュウ(@signsshu)さん。香川県の依頼人が自走で持ち込んだというクルマに「自家用」の文字表示を書き込んでいく様子を披露しています。

 文字を入れる場所にアタリをつけ、細い筆を使って真っ直ぐに線を引いていく様子はとても気持ちよく、一切の迷いがない筆の扱いはまさに職人技といえますね。マスキングテープを使って枠を書き終えると、あっという間に完成! 黒い塗料で書かれた「自家用」の文字は、クルマの白いボディーに映えますね。

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 Xの投稿には、「丁寧な筆遣いで、仕上がりがホッコリ」「ついつい最後まで見てしまいました」といった反応のほか、「子供の頃、看板屋さんがガラス戸に下書きも何もなしに会社名などを書いているのが不思議でしたが、やっぱり未だになぜそんなことができるのか謎w」といった話も寄せられていました。

 ちなみに、最近はあまり見かけないと言われているクルマの「自家用」という表示は、個人が所有・使用するクルマや、企業などが所有する有償で人や物を運ばないクルマであることを示すもので、道路運送法で「事業用」と区別するために表示が義務付けられいます。しかし、現在は一定の条件を満たす車両は義務が免除されているため、昨今は「自家用」と入れる人は少なくなっているようです。

 それでもなお、手書きにこだわって遠方から訪れた依頼人に対して、サインズシュウさんは「切文字貼りでは風合いが出ないという『違いの分かる』方でした。感謝しかありません。看板文字書き職人冥利に尽きます」とコメントしていました。

動画提供:サインズシュウ(@signsshu)さん

春山優花里

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