台風7号 Uターンラッシュに影響 道路など交通機関への影響が長引く恐れ
台風の動きが遅いため、交通機関への影響が長引く恐れも。
きょう15日、台風7号による大雨や暴風の影響で、道路や鉄道、飛行機などの交通機関に影響が出ています。台風の動きが遅いため、影響が長引く恐れも。
Uターンラッシュに影響
きょう15日は、台風7号が和歌山県潮岬付近に上陸し、近畿周辺を北上するのに伴い、交通機関にも大きく影響が出ています。台風から離れた場所でも活発な雨雲がかかり、大雨や暴風となっている所があります。台風の動きが遅いため、影響が長引く恐れもあります。
きょう15日は、中国地方や近畿、東海、関東甲信を中心に、広い範囲で道路への気象の影響が大きいでしょう。あす16日にかけても中国地方や近畿、東海で影響が続く見込みです。さらに17日にかけても中国地方や四国、近畿、東海などで注意が必要です。トラックが横転してしまうような猛烈な風が吹くおそれもあるため、厳重な警戒が必要です。
道路だけでなく、鉄道や飛行機にも影響が出ており、既に計画運休や欠航になっている路線や区間があります。お盆休みの時期で帰省や旅行などのUターンラッシュにも大きく影響が出ています。不要不急の外出は控えることが一番ですが、やむを得ず交通機関を利用する際は、あらかじめ最新の情報をチェックして、無理のないよう行動するようにしてください。
猛烈な風ってどんな風?
猛烈な風とは、平均風速が30m/s以上の風を表しています。時速だと、およそ110km以上で、特急電車並みの速さです。このような猛烈な風が吹くと、走行中のトラックが横転したり、多くの樹木が倒れたりする恐れがあります。電柱や街灯で倒れるものや、ブロック塀や住家が倒壊するものがでる可能性もあります。なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。
屋外での行動は極めて危険ですので、猛烈な風が吹くと予想される場合は、不要不急の外出は控えるようにしてください。
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