「お外に赤ちゃんいる!」と知らせてきた愛猫、導かれてついていくと…… 子猫との出会いと保護に運命を感じる
トムくんの優しさに感動。
ある夜、なぜか玄関から外に向かって鳴き止まない猫ちゃん。「お散歩に行きたいのかな」と連れ出すと……。愛猫に導かれて子猫を保護したエピソードがInstagramに投稿されました。動画は記事執筆時点で22万再生を超え、5400件以上のいいねを集めています。
投稿者はHaru&Tom(@haru22tom22)さん。黒白猫の「トム」くんは生まれてすぐに保護され、生後5日ごろから飼い主さん宅で愛情に包まれて暮らしています。雨の日も「お散歩に行きたい!」とおねだりする好奇心旺盛な猫ちゃんで、飼い主さんは脱走防止のリードをしっかりとつけて、トムくんとお散歩に行くのが日課なのだとか。
この日の夜、トムくんは玄関のドアの前で何かを知らせるように鳴き続けていました。お散歩に行きたいのかと思った飼い主さんでしたが、耳をすませると外からかすかに子猫の声が。玄関を出ると、赤ちゃん猫がいたのです。
しかし子猫は人間に驚いてしまったのか、向かいの家の方に逃げてしまいました。暗くてどこにいるか分からなくなってしまったため、トムくんにリードをしっかりつけて外に連れ出すと、まるで「こっち、こっち!」というようにズンズンと導いてくれたのです。そしてトムくんが子猫を呼ぶように鳴くと、なんと子猫もそれに返事するように鳴いたのだとか。
その後トムくんの先導のおかげで子猫を発見し、無事保護! 急なことだったので、手づかみで保護したのだそうです。
猫風邪をひいていたとみられる子猫の両目は目ヤニでふさがっており、目が見えていない状態でした。目が見えるかも分からず、もしかしたら病気や感染症にかかっているかもしれないというリスクも承知の上で、投稿者さんは「この手に掴んだ小さき命、手放すことは考えられず、大丈夫、お目目見えなくても、お外で生きていくのは大変だけど、うちでなら何とかなるよ、明日病院いこう」と考えたとつづっています。
翌日子猫を動物病院に連れて行き各種検査を実施。1週間後の再診で、猫白血病も猫エイズも陰性であることが分かりました。保護した翌日は652グラムだったのが、1週間後の再診では982グラムに成長。獣医師にも「よう増えてますねー」と太鼓判をもらえたそうです。
保護直後からトムくんと直接接触しないようにケージで過ごしていた子猫ですが、結果を聞いてついにケージから出られることに! 最近の投稿では、おそるおそるトムくんに近づく子猫の姿も見ることができます。
トムくんの活躍と飼い主さんの優しさのおかげで、保護できた子猫。投稿には「小さな命救って下さりありがとうございます。トムくん、すごいですね」「仔猫が必死に助けを呼ぶ声がトム君に届き、トム君が『大丈夫だよ。家においで。この人は、君を救ってくれるよ』って伝えてくれたんですね」「子猫ちゃん優しいトム君と飼い主様に出会えてよかったね」「二人の共同作業で救った命 どうか力強く生きてほしいです」などのコメントが寄せられています。
子猫の今後の成長と、トムくんと過ごす姿は飼い主さんのInstagram(@haru22tom22)から見守ることができます。
画像提供:Haru&Tom(@haru22tom22)さん
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