犬の散歩中に発見した捨て子猫の保護した直後の映像と、1週間後の姿に注目が集まっています。投稿者はYouTubeチャンネル「犬猫ほのぼのくみチャンネル」のくみさん。各動画は記事執筆時点で総再生数5万回を突破しています。
4月某日の夜、愛犬「のび太」くんと散歩していたくみさんは「ミーミー」と必死に鳴いている声を察知。声がするほうへ近づいていくと、ダンボール箱の中に入っている子猫を発見しました。
子猫はまだ目が開いておらず、周りには母猫の姿が見当たりません。このままでは栄養が取れず命を落としてしまう恐れがあるため、くみさんは子猫を家へ連れて帰ることにしました。
子猫の体重は約150グラム。生後3〜5日ほどと見られる子猫の体は、手のひらにすっぽり収まるサイズです。くみさんはお母さんの助けを借りて、子猫のミルクと排せつを試みます。
くみさん宅には5匹の元保護猫が暮らしていますが、「こんなに小さな子は初めて」とのこと。小さな命を守るため、ぎこちないながらも懸命にミルクを与えます。
おなかがいっぱいになった子猫は排尿後、あたたかいタオルに包まれてスヤスヤと就寝。湯たんぽ代わりに置いてある500ミリリットルサイズのペットボトルと比べても、やはり小さな体です。
その後正式に迎え入れ、ミルクボランティアさんの力も借りながら命をつないだ子猫。「猫の育休でもあればいいのに……」と思うほど、フルサポートで見守った子猫は1週間後、驚きの成長を見せます。
「小春」ちゃんと名付けられた子猫は目がぱっちりと開き、よちよちと歩けるように。ミルクを上手に飲めるようになった他、トイレを自分でできるようになりました。
先住猫ちゃんたちとの対面を果たし、離乳食にも挑戦しながらグングンと成長していく小春ちゃん。物怖じしない性格で、家族の一員としてすっかり馴染んでいきました。
各動画のコメント欄には「保護して頂きありがとうございました」「こんなカワイイ子なんで捨てるかな」「一段と可愛くなりましたね」と、愛情いっぱいにお世話したくみさん一家に感謝する声や、小春ちゃんのかわいさに癒やされた人々の声が寄せられています。
ちなみにくみさんは今回の遺棄について警察へ通報したとのこと。視聴者へ「心温まる物語としてだけでなく、動物保護への関心を高めるきっかけとしてお楽しみいただければと思います」と呼びかけています。
YouTubeチャンネル「犬猫ほのぼのくみチャンネル」やInstagramアカウント(kumichannel)、TikTokアカウント(kumi_channel)では、実家と自宅それぞれで暮らす猫ちゃん&ワンちゃんたちの日常を発信中です。
画像提供:YouTubeチャンネル「犬猫ほのぼのくみチャンネル」
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