サイコホラー仕立ての“なぁぜなぁぜ”にゾワッ 泥棒に入られて「入り口と呼べるドアが出口にはならないの なぁぜなぁぜ?」(1/2 ページ)
夢に出てきそうな「なぁぜなぁぜ」。
不穏でサイコホラーな「なぁぜなぁぜ」動画がYouTubeで公開されています。SNSのネタ動画などで使われる流行ワードが、一転して恐怖の問いかけに……。
投稿したのは、動画クリエイターのコウイチさん(YouTubeチャンネル/X/Instagram)。本来のなぁぜなぁぜ動画は、共感が集まりやすい不満や疑問を「なぁぜなぁぜ?」と、あざとく投げかける形で使われますが、今回は様子が違います。
登場人物は、帰宅した男性と、彼の留守中に侵入した泥棒の2人。男性は家に入ると、「タバコを吸っているわけでもないのに 微かにヤニの香りがするのはなぁぜなぁぜ?」と違和感に気づいている様子ですが、なぜかその表情は余裕そうです。
一方で、泥棒は手で口を押さえて身を潜めます。バレずにやり過ごす作戦でしょうか。……するとここから、2人の状況が“なぁぜなぁぜ”で徐々に見えてきます。
自身の家の中を隅々まで把握している男性は、「マウスの位置がわずかにズレているのなぁぜなぁぜ?」。次に冷蔵庫を開けると、1度「スー」と匂いを嗅いでから、「冷蔵庫の中を見たはずなのに 警察に通報しないの なぁぜなぁぜ?」と口に出します。侵入した泥棒側が通報するほどの中身とは……?
侵入者がいると気づいているはずなのに冷静すぎる行動と、冷蔵庫になにかヤバいモノが入っているかのような言葉。さらに鍵とチェーンロックをかけて、手に手錠を持ち、「入り口と呼べるドアが 出口にはならないの なぁぜなぁぜ?」とゆっくり泥棒を探す姿が恐怖です。“サイコ”な人の家に空き巣に入ってしまった泥棒の運命は――。
独特な世界観でユーモアにあふれた作品を投稿している「コウイチTV」。上記動画のコメント欄では「本当に演技力も構成力も強すぎる……」「怖いけど好き」など声が寄せられ、約36万回再生を記録(記事執筆時点)。他にも「『なぁぜなぁぜ』をここまでホラーにできるのほんと天才すぎる」「はやりにのってるはずなのに全然違う雰囲気でちゃんとコウイチなのこわいすごい」なんて声も上がっています。
コウイチさんは、初となる小説『計画書』(KADOKAWA)を2023年3月に発売。他にもフェイクエッセイ『最悪な一日』(KADOKAWA)が販売中です。
作品提供:YouTubeチャンネル「kouichitv」さん
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