「猫の恩返し」監督、人気DJ性被害を「公開型のつつもたせ」と発言して謝罪 「主催者は彼女の芸に加担しないことだ」とも言及(1/2 ページ)
自身のX(Twitter)アカウントで謝罪しました。
スタジオジブリ制作映画「猫の恩返し」や、テレビアニメ「ぼくらの」などの監督である森田宏幸さんが、野外音楽イベント「MUSIC CIRCUS’23」で起きた韓国の人気DJであるDJ SODAさんへの性被害について「公開型のつつもたせ」などと発言した件について、自身のX(Twitter)アカウントで謝罪しました。
森田さんは8月19日、「DJ SODAの言ってる性被害って、公開型のつつもたせなのだろう。誘惑されて仲良くしていたら、あとから怖い人が出てくるという。音楽フェスの主催者は、彼女の芸に加担しないことだ」とXで発言。SNS上では「セカンドレイプ発言」として批判が広がっていました。
森田さんは25日、「私が8月19日に投稿した『公開型のつつもたせ』の表現は不適切でした。投稿は8月20日にすでに削除しておりますが、ここに改めて、投稿内容を撤回させていただきます」と非を認めたうえで、「DJ SODA様、並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
「私の投稿によって、DJ SODA様のファンの皆様、並びに、事件に関心を持つ皆様の多くが、心を痛めたことに関して、責任を自覚し、反省いたします。さらに、私の作品を見ていただいている皆様にもご心配をおかけしました。今後は考えを改め自制に努めて参ります。誠に申し訳ございませんでした」(森田さん)
DJ SODAさんへの性被害をめぐっては、同イベントを主催するTryhard Japanが男女3人を不同意わいせつなどの疑いで刑事告発。21日には20歳の男性2人が出頭し、23日には21歳女性が任意で事情聴取を受けた、と時事通信などが報じています。
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