野良子猫が「この家に入れてください!」と押しかけてきて1年後…… 心も体も強く成長したビフォーアフターに「生命力に涙」
このお家を選んできたんだね。
1匹の子猫がある日、ウッドデッキに押しかけてきて……。保護子猫の1年のビフォーアフター動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で93万再生を突破。2万2000件以上のいいねを集めています。投稿者はKUMAO(@kumaokamako)さんです。
2014年に山で保護された猫の「くまお」さん、白黒猫の「こぐま」さん2匹と暮らしていた飼い主さんのお家に、2022年7月、思わぬお客さんが押しかけてきました。それはキジトラの子猫。
どこからやってきたのか、飼い主さん宅のウッドデッキに現れ、窓から「家に入れて~!」と必死にアピール。こぐまさんが警戒の鳴き声を出すほどの一生懸命さでした。
飼い主さんは一晩待って、母猫が現れなかったのと、猫風邪の症状がひどそうだったこと。くまおさんが窓越しで子猫に寄り添うなど受け入れる態度をとっていたのを見て、保護を決意。
「入れてくださーい!」コールを続ける子猫をすぐ動物病院に連れて行き、ひとまず先住猫たちと隔離して治療することになったのです。そのときの子猫は目ヤニが出て顔には傷があり、体はクモの巣だらけだったのだとか。
子猫は生後1カ月程度で600グラムと小さな体だったため、「ヒグマのように大きく育ってほしい」という願いから、「ひぐま」さんと名付けらました。
3日目で飼い主さんの肩にぐいぐいとよじ登ったり、食欲旺盛でじっとしているのは寝ているときだけだったりと、とにかく元気なひぐまさんは、すくすくと成長! 猫風邪もよくなり、7月末にはついにくまおさん、こぐまさんと同じ空間で過ごせるようになりました。
そして、保護から1年後……。結局ひぐまさんはお家の中で一番気が強い猫さんに! これも、飼い主さんの献身的な愛と、くまおさん、こぐまさんが先輩猫として優しく受け入れてくれたおかげですね。飼い主さんは動画の最後で「(強すぎるくらいに笑)大きくなってくれてありがと」とつづっています。
動画には「ひぐちゃん、これからも美味しいもの沢山食べてお幸せに」「やはりお家を選んで押しかけたくらいですから、たくましいんですよね~」「この家の子になる! と決めてたんだね」「本当に元気に大きくなってよかった」「大きく立派に育ちましたね」など、ひぐまさんの成長を喜ぶ人からのコメントが寄せられています。
KUMAO(@kumaokamako)さんのInstagramアカウントやブログ、X(Twitter)(@kumaokamako)には、3匹の猫さんたちの穏やかで楽しい日常が投稿されています。また、Webサイト「KUMAO.CO」には、飼い主さんたちが「ヒトもネコも幸せな社会を目指して」活動する「ヒトもネコもクマなくきもちをほどく研究所」が開催するイベント情報なども投稿されています。
画像提供:KUMAO(@kumaokamako)さん
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