そごう・西武の売却を巡り、池袋本店で8月31日にスト実施　「当然の権利」「効果はあるのか？」とさまざまな意見（1/2 ページ）

　大手デパートのそごう・西武が、労働組合のストライキの影響による休業を発表しました。「不十分な人員体制での運営により、お客様にご迷惑をおかけすることを回避」するため、スト当日の8月31日は池袋本店を終日閉館とするとのことです。

　そごう・西武の親会社セブン＆アイ・ホールディングスは、2022年に米国の投資ファンドへ売却する方針を決定。労組は雇用への懸念から反発し、事前にストライキの実施を経営側に通知していました。

　セブン＆アイ・ホールディングスは公式サイトで経緯を説明。売却は計画通り進めつつ、今後も労使間で雇用維持や事業継続に関する協議を継続する方針を示しています。

　すでに西武池袋本店には臨時閉館の告知を掲示。ネットでは「ストは労働者当然の権利」と支持する声が上がる一方、「平日に1日間だけ行うストライキに効果はあるのか」といった疑問も上がっています。