農水省の偉い人、ちゃんと野菜を食べているの？　農産局長の野菜摂取量を検証したら驚きの結果に（1/2 ページ）

　各省庁などが、「～しましょう」と国民にメッセージを呼び掛ける動画や会見などを見かけることってありますよね。でも、その呼び掛けている人自身はちゃんとしているの……？　そんな疑問を検証すべく、「野菜を食べてください」と国民に訴える農林水産省の偉い人は、本当に十分な野菜を摂取できているのか調べた動画が話題になっています。

　投稿したのは、農林水産物や農山漁村の魅力を発信する農林水産省のYouTubeチャンネル「BUZZMAFF ばずまふ（農林水産省）（@BUZZMAFF）」です。今回は、国民に「野菜は1日350g以上食べていただきたい」と呼びかける農林水産省の平形局長は、本当に1日350gの野菜を食べているのか検証しています。厚生労働省は「1日350g以上の野菜の摂取」を推奨していますが、実は20歳以上の日本人の約7割が達成できていないのだそうです。

　検証に使うのは、皮膚のカロテノイドの量を測定することで、野菜の摂取量が分かる機械。摂取量を表す数値「ベジスコア」が444以上となれば、しっかり野菜が取れているA判定になります。ちなみに過去2週間から4週間前の生活習慣が反映されるので、前日に野菜をたくさん食べても意味はないそうですよ。さて、平形局長の結果はいかに!?

　早速、ベジスコアを測ってみると……「492」という結果に！　もちろんA判定。農林水産省の偉い人は、野菜をしっかり食べていた！　なお、動画で紹介された平形局長の普段の食事は、野菜を含め品目が多く、バランスがよい献立でした。見習いたい。

　ちなみに近くにいた「たかはた係長」も測定したところ……なんと「577」という驚くべき結果に。日本人の平均値はC判定で、「287～354」という数値のため、お二人とも驚異的な野菜摂取量といえそうです。素晴らしい。

　この動画を見た人からは「局長も係長もすごいですね！　トップの有言実行は説得力があるし、自分も野菜を摂らないとという気持ちになりました」「皆さんの野菜愛がちゃんと結果に出ていますね」「『呼び掛けてる本人がやらないと信用されなくなるからちゃんとやろう』というのを教えてくれるよい実例」と、称賛の声が寄せられています。

　YouTubeチャンネル「BUZZMAFF ばずまふ（農林水産省）」は、他にもさまざまな省庁とのコラボレーション動画などを投稿し、各省庁の日常や国の施策などを発信しています。

画像はBUZZMAFF ばずまふ（農林水産省）（@BUZZMAFF）のYouTubeアカウントより引用