西武・山川穂高、無期限の公式試合出場停止に 「立場をわきまえずにした行動が招いたもの」と謝罪(1/2 ページ)
強制性交の疑いで書類送検されていた山川選手。
プロ野球「埼玉西武ライオンズ」が9月4日に公式サイトを更新。同球団の山川穂高選手について無期限の公式試合出場停止処分とすると発表しました。
5月11日に一部メディアで、山川選手による暴行を受けたとして知人女性から2022年11月に被害届が出ていると報じられた後、同月23日に強制性交の疑いで書類送検。8月29日に東京地方検察庁が嫌疑不十分で不起訴処分としていました。
西武は「当球団所属選手 山川穂高に関するお知らせ」と題した文章を公開し、山川選手の処分決定と、本人にも通告したことを報告。合わせて、球団本部長である飯田光男さんの役員報酬を一部自主返納すると発表しました。
株式会社西武ライオンズの代表取締役社長である奥村剛さんはコメントを通じてファンへ謝罪し、「検察庁の判断としては不起訴処分となりましたが、球団として今回の事態を重く受け止め、本人の猛省を促すべく、上記の処分といたしました」と説明。地域や社会から信頼され、ファンから愛される強い球団となるために定めた「西武ライオンズ憲章」の精神にのっとり、ファンおよび全ての関係者の信頼回復に努めると伝えています。
処分決定と合わせて山川選手のコメントも掲載。山川選手は「今般、不起訴と判断されましたが、そもそもの主たる原因は、わたしがプロ野球選手という立場をわきまえずにした行動が招いたものであり、深く反省しています」「応援を寄せてくださったすべての皆様、また、プロ野球界の全てのファンの皆様に、心からのお詫びと感謝の気持ちを申し述べます」と謝罪。処分内容を真摯(しんし)に受け止めて、再び球団の役に立てるよう、練習に励むとしています。
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