MLB「ドジャース」先発投手ウリアス、DV容疑で2度目の逮捕　日本人ファンも落胆「好きだったのに」「もうどうしようもない」（1/2 ページ）

　メジャーリーグ（MLB）「ロサンゼルス・ドジャース」のメキシコ人投手フリオ・ウリアスが家庭内暴力で逮捕されたことが9月5日（日本時間）に現地メディアで報じられました。チームも公式声明を発表しています。

　米スポーツチャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、ロサンゼルス当局が3日夜、家庭内暴力の疑いでウリアスを逮捕。その後、ウリアスは5万ドル（約730万円）の保釈金を払い、現在は釈放されています。

　ウリアスは2019年にも家庭内暴力の疑いで逮捕されており（後に不起訴処分）、リーグから20試合出場停止の制裁を科されていました。記者によると、2015年にMLBが家庭内暴力に関する規定を設けて以来、2度の出場停止処分を受けた選手はいないとのことです。

　チームの公式X（Twitter）は5日、「フリオ・ウリアスの関与した事件を認識している。全ての事実が明らかになるまで、彼はチームに同行することはない。チームとして現時点でのコメントは以上とする」と声明を発表しました。

　ウリアスは今季21試合に出場し、チームの先発ローテーションとして11勝8敗、防御率4.60をマーク。今オフ後にFA（フリーエージェント）となることから去就に注目が集まっていたほか、今回の逮捕はプレーオフを見据えるチームにとって痛手になるのでは、といった見方が広がっています。

　ウリアスの逮捕を受け、現地のファンからは厳しい声が続々。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）にメキシコ代表として出場していたことから日本での知名度も高く、「ウリアス、ガッカリです」「なにやってんの？　2回目って…」「好きだったのに」「残念過ぎるがこれはもうどうしようもない」「獲ってくれるチームはないだろうな」「ただでさえ先発足りないんだぞ…」といった落胆ムードが漂っています。