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NHK「クロ現」に一部誤りと謝罪、ひきこもり経験の女性に事実と異なる放送(1/2 ページ)
事実関係の確認が不十分だったと謝罪しています。
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NHKは9月6日、「クローズアップ現代」の4月19日の放送内容に一部誤りがあったとして謝罪しました。
当該の放送は「広がる女性のひきこもり “孤立”をどう防ぐのか」がテーマ。VTRで紹介した、過去にひきこもりを経験した女性について「働きたいと思っても、その一歩が踏み出せていません」と伝えていたものの、放送当時、女性は就職して働きたいという意向を持っていなかったとしています。
また番組では女性が「仕事をしていない自分を肯定しようと、掃除だけで1日6時間を費やしていました」と伝えていましたが、実際は掃除だけでなく、掃除を含めた家事を1日6時間行っていたと述べています。
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NHKは「こうした事実と異なる内容をお伝えしたことで、女性が引きこもりから脱しているにも関わらず、現在も引きこもりであるかのように伝わる放送になっていたと考えています」とし、事実関係の確認が不十分だったと謝罪しています。
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