モスバーガー、ジャニーズ起用継続せず 方針一転……広告などは「速やかに撤去」へ(1/2 ページ)
一転した対応となりました。
ハンバーガーチェーン「モスバーガー」を運営するモスフードサービスは、ジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、同事務所所属タレントの広告起用を継続しない方針を9月13日に公式サイト上で明らかにしました。
モスバーガーは9月13日発売の新商品「月見フォカッチャ」に広告に「Snow Man」のラウールさんと渡辺翔太さんを起用。7日の記者会見でジャニーズ事務所が喜多川氏の性加害を認め、同事務所所属タレントの広告起用を見送る企業が相次いでいましたが、モスフードサービスは一部報道でタレント起用継続の方針を示していました。
そうした中、モスフードサービスは13日に「ジャニーズ事務所所属タレントの起用方針について」と題した文書を公式サイトに掲載。広告起用について「多くの方々にご心配をおかけしておりますこと、お詫び申し上げます」と謝罪したうえで、次のように方針を伝えました。
「9月7日のジャニーズ事務所記者会見後、今後の対応を協議してまいりました。いかなる性加害の問題も、私どもの人権方針の基本的な考え方に反します。今後、明確な被害者救済と再発防止の取り組みが認められない以上、ジャニーズ事務所との契約は継続しないことを本日決定いたしました」
モスフードサービスは「現在展開中のジャニーズ事務所所属タレントを起用した TV-CM や店頭広告などについてもできる限り速やかに変更します」としています。
モスフードサービスのほかに、一時はジャニーズタレントの広告起用を継続する方針が伝えられていた花王も、13日までに一転して起用を見送る方針を示しています。
※【9月13日20時30分訂正】一部記事内容に不正確な記載がありましたので、訂正いたしました。
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.