モスバーガー、店頭のジャニーズポスターに“不適切加工” 「さすがに酷すぎ」SNSで批判……運営謝罪(1/2 ページ)
「ジャニーズ起用継続しない」発表直後の出来事でした。
ジャニーズ事務所所属タレントの広告起用を継続しない方針を示していたモスバーガーの店舗で、ポスターに不適切な加工をして掲示していた事例があったとして、SNS上で物議をかもしています。運営会社のモスフードサービスは「このようなことはあってはならない」と謝罪しました。
モスバーガーは9月13日発売の新商品「月見フォカッチャ」の広告にジャニーズのアイドルグループ「Snow Man」のラウールさんと渡辺翔太さんを起用。ジャニーズ事務所の故・ジャニー喜多川元社長の性加害問題を受け、同事務所の所属タレントを広告に起用していた各社が起用を取りやめる方針を発表していましたが、モスバーガーでは起用を継続する方針が一部報道で伝えられていました。
しかし13日、モスフードサービスは「明確な被害者救済と再発防止の取り組みが認められない以上、ジャニーズ事務所との契約は継続しない」と対応を一転。現在展開している広告などは速やかに撤去すると発表しました。
そして発表直後、SNS上ではラウールさん、渡辺さんを起用した「月見フォカッチャ」の店頭ポスターが、2人の顔の部分をほかの掲示物で覆い隠すように貼られていたという投稿が拡散。「いくらなんでもこれはない」「さすがに酷すぎ」などと、批判の声が相次いでいました。
これを受けモスフードサービスは公式サイトなどで文書を発表。「本日発表したジャニーズ事務所所属タレントの起用方針にもとづき、店頭広告等への対応を行っていたところ、特定の店舗において、店頭掲示物に不適切な加工がされている事実を確認いたしました」と事実を認めました。
同社は「このようなことはあってはならないことで誠に遺憾であり、タレントご本人、ファンの方、ならびにお客さまに極めて不快な思いをさせてしまったことに対し、大変申し訳なく心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「店頭掲示物等へ何らかの変更を加えるなどの本部からの指示は一切ない」と説明しつつ、指導が行き届かなかった点について責任を感じております」としました。当該の店頭掲示物についてはすでに撤去したといいます。
なお、ねとらぼ編集部が13日夕、都内のモスバーガー5店舗を取材したところ、ラウールさんと渡辺さんが起用されたポスターはすでに撤去されていました。
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